日光アレルギーになってしまった

2月後半、6頭目となるイノシシの捕獲を終えた後、右手にマダニがくっついているのを発見した。
マダニは、噛み付くと牙が食い込み、無理に剥がすと牙が残り体に入ってしまう。
しかし、この時は、くっついたばかりだったようで、簡単に取り除くことができた。

この日は、くくりわなのワイヤーが切れイノシシに突っ込まれ、危うく大怪我をするところだったのだが、持っていた鉄パイプを振りかざし九死に一生を得た。
だが、そのすぐ後、同じイノシシが別の罠にかかっているのを発見し、捕獲作業を行わざるを得なかったため、疲労はピークを超えていた。
そのため、身体は悲鳴をあげており、小さな毒牙にも勝つことができなかったようなのだ。
翌日は、知人から頼まれたピアノ発表会の司会という大役もあり、疲労困憊の中、気力を振り絞ってこなした。

それから数日後、身体中に発疹が現れた。
特に、両手の甲は、ひどい状態で、まるでゾンビのようになってしまった。
しかし、こうしたものは、体の回復と同時に引いていくものだから、大して気にも止めず、日常を過ごしていた。

身体中の発疹は引いていったものの、手だけはいつまで経っても治らない。
マダニに噛まれた部分は、特にひどい症状だったため、マダニから媒介するウイルスにでもやられたか?と、思った。
それでも、まだ楽観的に捉えていた。

それから2ヶ月が経過。
徐々に良くはなっていたのだが、それでもまだまだ完治までには程遠かったある日。
車で2時間ほど出かけた。

その翌日、手の甲だけでなく、首、胸元、耳、頬などに発疹が現れた。
その部分全てが、露出している場所。
さらに、手の甲や耳は、右側の状態がひどかった。
これは、明らかに運転席が右側にあるため、日光が右側から入ることが原因だと考えられた。

日光アレルギーである

こうなると、単に時間の経過による完全治癒は難しいかもしれないと思い始めた。
すでに2ヶ月が経過しているにも関わらず、かなりひどい症状になってしまった。
薬や治療で体が治るのではなく、自分の体の力による自然治癒力でこうしたものは治っていくものだとはいえ、ある程度は、原因を知っておかなければならない。
ということで、大学病院に予約を入れた。

それからは、朝や夕方だけ、完全防備で外に出るようにし、日中に出かける用事がある際には、曇りや雨の日を選ぶようにしている。
先日など、露出部分には、日焼け止めをたっぷりと塗っていたのだが、なんと、服を着ている胸の部分に発疹が現れた。
服を着ているので、日焼け止めは塗っていなかったのだが、服を通過して紫外線にやられてしまったようで、かなり厳しい外出制限をしなければならなくなっている。

現在は、病院にて検査を行い、数日後に、検査結果を聞きに再訪することになっている。
そして、日中は、家の中で、カチカチとPCに向かって、細々と仕事をこなす日々である。

-MARK'S LIFE:日常, SICK:病気
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