横浜でCANON EXPO、東京で虎ノ門ヒルズ&渋谷宮下パーク、新木場でCASICA

久々にJALに乗って東京羽田に降り立った。
コロナフィーバーが始まってからは、ほとんど飛行機に乗らなくなり、乗っても奥さんのいる千葉へ行くためJETSTARで成田に行くばかり。
JALマイルが溜まりに溜まるけど、使い道はちっともなく、マイルの期限が来るからというだけで、欲しくもないけど色んな商品と交換していた。

コロナが明けたが、東京に会社はなくなり、結局、羽田に飛ぶ用事は皆無。
今回、久々に、パシフィコ横浜で『CANON EXPO』が開催されるということで行ってみた。

キャノンの株価

コロナ前、キャノンの株価はほぼ底値。
僕は、カメラのことしかわからないが、その頃、SONYのミラーレス一眼レフに猛追され、CANONもミラーレスを投入するも、まったくもってSONYとは雲泥の差。
クソボロカメラを発売してしまっていた。

僕のフォトグラファー仲間も、SONY様子見から、SONY導入に舵を切り始め、本格的にSONY移行を検討している人たちが多くいた。
僕自身も、これからはもしかしたらSONYに時代になってしまうのかもしれないという気もしていた。
それを反映するかの如く、キャノンの株価は地を這っていた。

そこにコロナ到来。
それによって、株価は、底を抜いてどん底に転落。
かつてない考えられない株価に落ちていった。

底値が2,500円だったものが、なんと1,600円まで。
奈落の底に急降下であった。
当然、そんな株価が続くわけはなく、必ず上がるのは100%確実である。

今までカメラしか知らないが、それでもキャノンと20年も付き合ってきたのだ。
こんなことで落ちぶれるメーカーではないことはわかる。
そんな思いで、キャノン株を全財産をはたいて購入した。

CANON EXPO

パシフィコ横浜で開催されている『CANON EXPO』当然、メーカー主催なので良いところばかりが会場に並んでいるのは当然なのだが、僕が見るのは、製品や技術の説明が書いたパネルではなく、そこにいる人である。
当然、技術的な説明をする人たちは、開発を担っている社員さんたちであろう。
その人たちが、生き生きとしているかどうかというところを見に行くのだ。

技術的には、驚くような技術が目白押しだった。
まあ、当然ながら、そうでなければEXPOなど開催しないだろうけども。
そして、説明する技術者の人たちも自信に溢れていた。
それが見られれば一安心。
これからのCANONは大丈夫だろうという確信を持った。

クイーンアリス

この日のランチは、パシフィコ横浜の斜め向かいにある横浜ベイホテル東急内の『クイーンアリス』に予約した。
今までであれば一人だったため、適当な場所でランチを済ませるのだが、この日は奥さんと合流。
久々のフレンチ。

横浜という土地柄、観光客が多い。
都心のど真ん中の店とは少し違う感じがした。
フレンチで、それなりの価格なのだが、どこかカジュアル。
クイーンアリスという店がカジュアルといえばそうなのだが、お客さんたちも観光客っぽい雰囲気がした。

見た目的にはおしゃれなフレンチだが、味の方は本格的とは言い難い。
やはり、フレンチは、都心のど真ん中にある独立店がいいという結論。

虎ノ門ヒルズ

ランチの後は、横浜保土ヶ谷にあるKICAFEへ行き、そして、川崎泊。
翌日、虎ノ門ヒルズへ向かう。
六本木ヒルズが出来た時「こりゃ、すげーもんが出来たなや〜」とびっくりした。
その感動をもう一度と思ったが、そうはならなかった。

時代なのか、ただデカいビルが数棟建ち、テナントはガラガラ。
殺風景な空間が広がっているばかりだった。
賑わっているのは、サラリーマンを相手にした飲食店だけである。

つまらないので、早々に渋谷へ。
ガラッと変わったという、宮下公園改め『MIYASHITA PARK』へ
ホームレスの寝床だった宮下公園は、3階だけの建物に変わり、屋上がMIYASHITA PARKとなった。

特別何かあるわけではなく、都心の憩いの空間的な場所になっていた。
3階建ての内部には、いろいろな店が並んでいて、虎ノ門ヒルズよりもよっぽど多彩。
ただ、場所的に虎ノ門と渋谷では仕方がないことなのかな?とも。

50歳という年齢のせいなのか、3時間も外をプラプラしていただけで、グロッキー。
時間はあったのだが、さっさと高速バス乗り場のある八重洲に移動した。

新木場CASICA

翌々日は、千葉の端っこから奥さんの911に乗って新木場へ。
徒歩と電車とバス移動ではヘトヘトになっていたが、やはり車は楽である。
目的地までノンストップ・ノンストレス・ノンウォークで行けるのだ。

新木場にあるCASICAという店に行った。
どうやら、話題の店らしい。

雑貨店らしいが、店の中は飲食店だ。
飲食のスペースが手前にあり、商品の売り場は奥にある。
奥さんと帰りの車の中で話していたのだが、この店の作り方はとても考えられている。

飲食店としてしまうと、やはり『味』が重要になる。
しかし雑貨店として、おまけの飲食であれば、味はさほど重要視されない。
雑貨店に見に来るだけであればタダなので来やすい。
さらに、飲食スペースが奥にあったら入りにくいが、手前のオープンスペースにあれば「ついでにお茶でも」「ご飯でも」となる。
僕たちもまんまと、戦略にハマってランチをしてきた。

JALとJETSTAR

行きはJALのJクラス、帰りはJETSTARのエクストラ・レッグ・シート。
両方とも一番前の席である。
しかし、乗り心地や快適性は雲泥の差がある。

JETSTARは、格安LCCなのだからと思うかもしれないが、実際は、たいして安くはない。
ぱっと見の価格は安いが、なんだかんだ手数料を取る。
さらにエクストラレッグシートは、ただ単に前の方というだけで1,200円が追加される。
結果、約10,000円ほどになる。

それに比べてJALはというと。
いつもマイルを使っているので価格は知らないが、それでも、早割を利用すれば12,000円程度ではなかろうか?
価格はほとんど変わりなしと言っていい。

ついでに言うと、スタッフの対応なども雲泥の差がある。
大昔は、JALのキャビンアテンドなどは最悪の局地であったが、倒産してからは大幅に改善された。
そのころの最悪さが、今のJETSTARに継承されているのかもしれない。

どうしてそうなるのか?
「自分たちの方が、お客よりも偉い」と思っているのが原因だろう。
「こんな貧乏人たちに、どうして私たちがサービスしなきゃならないのよ」的な雰囲気がありありと出ている。
さらに、飛行機というのは世界各国へ飛ぶため、日本の「おもてなし」精神よりも、横柄なグローバルスタンダードが染み付くのかもしれない。
でも、僕が経験した感じで言うと、白人さんのキャビンアテンダントは、適当だけとフレンドリーだった。
それに比べると、日本人は、適当ではないけど横柄で、全くもってフレンドリーではない。
似ているようで違う。

まとめ

今回は、久々の東京。
人の多さに疲れた。
そして、山と比べて恐縮だが、完全な人間社会だ。
人間しかいない。
いや、たまにカラスを見かける。
それでも、99.99%人間ばかり。
こんな世界に暮らしていて、大丈夫なのだろうか?と心配になるほどに、他の生物を排除している。
人間は、人間だけで生きられるはずもないだろうに。

-LUNCH:ランチ, MARK'S LIFE:日常