砥部町ソフトボール大会

都会と違って色々と行事がある。
最近見ているドラマ『ハヤブサ消防団』も、僕の住む地域と同じような感じだなぁと思いながら見ている。
とは言え、ドラマのような事件は無い。

ドラマの中でも、さまざまな行事や役割が回ってくる。
僕の場合は、この地域『大谷地区』の正式な区民ではない。
準区民といったところだ。

なぜなら、当初は、誰も僕が何年もこの山に居座るとは思っていなかったらしく、本宅が完成したのちに正式な区民となるということで合意した。
というわけで、まだログガレージを住居化して仮住まいの小屋から、仮住まいのログハウスに引っ越したというだけで、本宅は完成していない。
そのため、未だ正区民ではないのである。
ということで、本来であれば輪番によって、さまざまな役割が回ってくるところ、まあ、集落まで2km以上あるのと、単身世帯ってことも考慮されてか、今のところ役割は回ってきていない。

ただ、お誘いはいただく。
実際、役割を行ったり、さまざまな行事に参加することは結果として自分のためになる。
それは、都会では、隣の人であっても顔を合わせることはほとんどなく、会っても軽く挨拶する程度で人間関係は希薄だ。
それでは相手のことは、全くと言っていいほどわからない。

日常、何事もなければそれでも十分に良いと思うが、災害時はもちろん、家族に何かが起こった時など、不測の事態に役に立つのが
『遠くの親戚より、近くの他人』
であろう。
その際、同じ集落の人たちの力を借りることができるのは、非常に心強い。

僕が住む砥部町では、各地区のさまざまな役割も多いし、一斉清掃なども参加が義務付けられている。
さらに、町主催のイベントなども多数あり、参加は任意だが、それなりに、多くの人たちが参加している。

今回、僕が参加したのは町主催の『ソフトボール大会』である。
色々なイベントが、コロちゃんフィーバー明けで再開されており、ソフトボール大会も4年ぶりだろうか?
前回も参加したのだが、出場したのは、代打でちょろっとだった。
正直、代打でちょろっと出るだけであれば、家で作業に励みたい思いがあったが、参加人数が少ないということでいくことにした。

今回は、参加者がギリギリのようで、7番セカンドでレギュラー出場。
もちろん、野球経験などはなく、ガキの頃から球技は苦手だった。

試合が始まり、いきなり先頭打者の打った球がゴロで来た。
いきなり予想外。
当日のキャッチボールしかやっていなかったため、グラブとボールの距離が掴めずエラー。
さらに、二番打者もこれまた僕の方へフライを打ち上げてきた。
こりゃ困った。
これまた、距離が掴めずエラー。
チームの皆さんが、僕をレギュラーで出したことを後悔したであろうことは、想像に難くない。

しかし、その二球でなんとかグラブとボールとの距離は掴めた。
その後は、それなりに順調。
打った球がまっすぐ飛んでくるライナーも取れるようになった。

前回は、山に来てそれほど年数が経っていない時だったが、山に来て6年が経ち、筋力もそれなりについた。
特に、背筋が付いたのが大きい。
さらに、ロープを丸めて、木の枝に引っ掛けるなんてこともやっているので、ボールのコントロールも上手くなっていたのだ。

では、バッティングの方はというと、こちらチームも相手チームも、まあ素人の集まりということで、相手のエラーで二打席連続ツーベースヒット。
三打席目はフライでアウト。
四打席目は、七回最終回のツーアウトでの打席。
僕がアウトになれば試合終了。
その時点で、9対10で負けていた。
僕たちは、先攻のため、ここでアウトになれば試合終了である。

負けるのはいいとしても、自分で試合終了になるというのは、なんとなく印象が悪い。
ここは、なんとかアウトは避けたかった。
ってことで、ライト前ヒットを放つ。
今回、初めてのまともなヒット。

その後、なんと満塁になり、そして、出ました満塁ホームラン!
最終回に一気に5点を得て14対10で勝ち越した。
そして迎えた、七回最終回裏、相手チームの攻撃。
これを3点以内で抑えれば勝ちである。

が、そうは問屋がおろしてはくれない。
結局、最後に5点を入れられてTHE END。
14対15で負けた。

とは言え、接戦に次ぐ接戦で、非常に面白いゲームだった。
実際、勝つとトーナメント戦で、すぐに二試合目が始まる。
まあ、体力的に厳しい。
それを思えば、一試合で終了というのが、正直なところちょうど良い。

家に戻ってシャワーを浴びて、ちょうど昼時。
慰労会が、集落の集会所で行われ、焼肉をたらふく食べさせてもらってお開き。
コロちゃんフィーバーで、約3年間、こうした活動が全くと言っていいほどなかったが、やはり、こういうのもいいものである。

-MARK'S LIFE:日常