豪雨が続く、道は川に、電線が揺れている・・・?

ここ数日、雨が続いている。

昨日から、今日にかけて、雨は強くなって、明け方には1時間に80mmの豪雨だそうだ。

昨日から、この雨の中炭焼き小屋で、炭を焼いているというので、昨日遊びに行った。

ラジオからは、警戒を呼びかける放送が続いているが、外を見ている限り、雨は降り続いていたが穏やかだった。

昨夜は、米を水に浸したままだったので家に帰り、今朝早く、再び炭焼き小屋へ。

夜中から、明け方にかけて、ロッキー師匠が火の番だったので行ってみたのだ。

炭焼き小屋へ着くと、明かりはついていたのだが、扉には鍵がかかっていて誰もいない。

炭窯の火は、ほとんど消えていた。

この豪雨で、炭焼きは中止したのだろう。

僕も、帰るために車を走らせた。

いつもUターンする場所があるのだが、水の流れが多かったため、しばらく下って安全なところでUターンをしようと考えてしばらく降りて行った。

降りて行くにつれて、道路を流れる水かさが増してくる。

水は、下に向かって流れて行くので、途中途中で合流して、水かさが増していっていたのだ。

山にいる時は、さほど水の量が多いと思わなくても、下界では、水が溢れかえってしまう。

特に、平地にたどり着いた水は、高低差があまりないため、よりカサが増したようになってしまうのだろう。そして、川の氾濫につながるのだと思った。

雪の時はもちろんだが、今日も、四駆(といっても、軽バンのJくんだけど)を買っておいてよかったと思えた。

家について、しばらく本を読んでいると、小屋の前の電線が揺れたのに気が付いた。

なぜだろう?

木が倒れて、電線にでもかかったのだろうか?

地震って事ではないよな。

そう思い、一応、外に出て上の方を見る。

電線がだらりと垂れ下がっているのが見えた。

「あー、こりゃ切れてるな」

見に行こうと思ったが、今行くのは危険だと思い、とりあえず放っておくことにした。

それでも、小屋の電気は通じているので、問題はないのだ。

しばらくして、雨が小降りになったのを見計らって、上に上がってみた。

すると・・・

ありゃりゃりゃ、大崩落してるよ。

生えている杉の木が崩落によって倒れ、それが電線に引っかかって切れたのだろう。

昨年の9月の大雨で、少し上にある池が2/3ほど土砂で埋まったが、今回の崩落は、それの比ではない。

幅10mにわたってずり落ちていた。

幸いにも、倒れた木で道路がふさがれるということはなく、さらに、沢を土砂や木々が塞いでいるということもなさそうだったので、2次災害の恐れはなさそうで安心した。

それに、電線は切れはしたものの、電柱は無事だった。

電柱まで落ちていたら、作業は大変だっただろう。

アスファルトは少し削られているが、逆側の山を少し削ってやれば、道幅には問題がなさそうである。

しかし、これを見た時は、ちょっとブルった。

今でも、なんとなく、震えているような気がしている。

どこにでも、起きる可能性はあるとはいえ、自分のところで、これだけ大規模に起きるとは思ってはいなかった。

なかなか、恐ろしいものである。

ちなみに、今日は、山に来て一周年記念日なのだ。


via Mark な 人生



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