山道に砕石を敷く。超絶、体が痛い

一旦は、四駆軽トラで上まで上がれるようになったのだが、雨が降ったり、氷点下で道路が凍ったり、湧水でベチョベチョになってしまったりして、上がれたり、上がれなかったりを繰り返していた。
湧水の処理は、溝を掘って、塩ビ管と竹を入れて排水させたり、山側を掘って排水したりしたが、それだけではダメ。
やはり、土の道は、土だけでは、水を含んだ時に、ベチョベチョになり滑ってしまって、まったく、車が昇らなかった。

そこで、石が必要だった。
湧水の処理をするのにも、土で埋めてしまわず、大きめの石を埋めて、その上に土をかぶせる。
石というのは、土から出てきた時には、何の役にも立たないように思えるのだが、あとあと、活躍の場が出てきて、逆に足りない程になってくる。

今回も、石まじりの土を敷いて、さらに、砕石を掘り出して敷き、さらにさらに、砕石屋さんに、合計30トンもの砕石を運んでもらって、山道に敷いたのだ。
こんなにも石が活躍するとは思いもよらなかった。

こうしたことで、四駆軽トラのトラさんで、快適に登って行けるようになった。
ただ、まだ雨が降っていない。
さらに、梅雨時期、台風と乗り越えてみなければわからないが、とりあえず、以前よりも遥かに、登りやすくなっているのは間違いないのだ。

山に来て、最も過酷で難しいのが、この、道作りだと言っていいと思う。
単に、斜面に道を掘っていくというだけではなく、土の性質を理解し、湧水などの水の通り道を把握し、対処し、ルートを考えて作っていかなければならない。

道作りは、きっと、これで終わりではないだろうが、それでも、何とかここまで来た。
連日の作業で、体は超絶痛い。
だが、成果を感じる事ができると、やったかいがあったというものだし、肉体を酷使するのも、なかなか気持ちが良いものである。

久々にプロテイン飲んだし。

-LOAD:道, MARK'S LIFE:日常, MOUNTAIN LIFE:山暮らし, 軽トラ(トラさん)