昨日からハノイ 郊外のど田舎に移ってきた。
都心部なら、小綺麗で安心安全っぽいレストランがたくさんあったが、もうすでにここにはない。
どんなにヤバくてもローカル食堂へ行く以外の選択肢はないのだ。
ということで、ローカル食堂探しへGO!
朝食は、ホテル(と言っても部屋は2部屋しかない)のおじさんが作ってくれたフォーを食べる。で、ランチに出かける。
少ない中でも、選ぶ基準は一緒。若者がたくさんいる場所だ。
とはいえ、人自体が少ないので、とりあえず昼時にお客が入っていればOKってことにして村の中をふらつく。
判断する時間は、11:30〜12:30程度の1時間。
この時間を逃せば、どの店にもお客はいないので、まったくさっぱり見当がつかなくなってしまう。
ちょうど正午あたりに、お客が入っている店を発見。
店頭で、じーっと見ていると、どうやらチャーハンを作っているようだった。
見た目はうまそう。
お客さんも、結構チャーハンを食べている、
「よし、ここにしよう」ってことで、店内へ。
すると、店員のお姉さんが笑って何かを言っている。
何を言っているのかわからないけど、勝手な予想では「大したもの出来ないよー、いいよー?」って感じのニュアンスと捉えた。
で、テーブルの上のお皿と、他のお客さんが食べているものを指して、「コレとコレくらい(しか作れない)」と言ったように思えた。
僕たちは、もちろんそれでOKなのだ。
やっぱり、その店が得意としていて、お客さんたちが注文するものが、最もいいに決まっているのだから。
ってことで、その二つを注文。
やっぱり、当たりである。
僕たちの後に入ってきた人たちも、同じチャーハンを頼んでいた。
この店は、このチャーハンがうまいってことなのだ。
さて、夜はどうするか?
昨夜は、ホテルの夕食で済ましたが、今夜は外に出たい。
とはいえ、繁華街ならまだしも、ど田舎の村で夜に出かけて大丈夫か?
ちょいと心配だったが、なんとなく街灯もあるようなので、
行ってみちゃうことにした。
昼間、ランチ時に調査しておいた店がある。
バイクが、これでもか!というくらいに停まっていた酒場だ。
そこにチャレンジしてみることにした。
今までも、いろんなところで見かけた光景がある。
それは、みんな、黄色い飲み物を飲んでいるという光景。
今までは、それは、お茶かと思っていたのだが、お茶ではなくビールであったのだと判明。
単に、泡がなくなっちゃっていたというだけだ。
グラスも、ビアグラスではなく、普通のコップで飲んでいるので、見分けがつかなかったのだ。
せっかくの酒場なので、僕もビールを注文した。
写真を見る限り、ビールを飲んでいるようには見えないでしょ。
このビール、世界一安ビールらしく、ここでの価格一杯8,000ドン(40円)。
水とほとんど同価格なのだ。
<お客さんの、99%は男性です>
メニューはあったけど、写真はなし、ベトナム語のみの文字だけなので、はてはてさっぱりわからん。
そこで、活躍するのが、るるぶのオマケで付いていた、持ち歩き用のベトナム料理表だ。
そこに書かれている料理の写真とベトナム語を照合していく。
「おー、あった、あった」
野菜を食べたかったので、野菜料理を探すと、ちゃんとありました。
あとは、翻訳アプリを使って店員の女の子と会話。
いやー、マジで音声認識での翻訳は便利。
日本語で話しても、ベトナム語で話しても、ちゃーんと翻訳してくれる。
かなり、リアルタイムで会話ができるようになってます。
で、完璧に注文できました。
野菜炒めに、豚肉のロースト、ほうれん草のスープ、漬物、ご飯、そしてビール2杯+コーラ。
しめて、136,000ドン(680円)
日本円で考えると安いのだが、だんだんとこっちの感覚になってきて、この額で「まあまあ使ったな」という感覚になってきた。
日本と、ベトナムの給与水準で考えると、およそ4-5倍なので、感覚的には、2,720円〜3,400円って感じ。まあまあ使ったな。
店からホテルへの帰り道は、なんの危険もなく到着。
病院の医師も言っていたけど、どうも、ベトナムは治安がいいようなのだ。
出会う人も、いい人ばっかりな気がするな。