何者かの痕跡・・・

ハノイに行っている間は、日本のニュースなどは、全く見なかったので、日本でどんな事件が起こっているのかなど知る由もなかったが、千葉に戻って来た際に一つの事件を聞いた。

「松山刑務所 脱走事件」

脱走犯は、どうやら山での移動や潜伏を熟知しているとのこと。

松山刑務所といえば、結構近い。

「まさか!うちに居たりして!?」と言う不安が襲った。

いや、うちに居なかったとしても、山の上にある小屋にいる可能性もある。

その小屋は、何年か前にホームレスが勝手に住み着いていたとのことなのだ。

「まさか、まさか、もしかして」

などと思ったが、どうやら、松山刑務所から脱獄したのではなく、今治作業所から脱走したとのことだったので、ちょいと安心した。

今治は、ずっと北のほうなので、わざわざ刑務所の方向に逃げて来ることは、考えられないだろう。

いつも、長期間不在にしているときは、泥棒が入るのではないか?と、不安に思っているのだ。

最初の頃は、「こんなところまで誰もこないだろう」と、思っていたのだが、地元の人たちの話を聞くと、ちょいちょい盗むやつらが存在するようなのだ。

それを聞いてから、いつか来るんじゃないか!?と不安に思っているのだ。

高価なものが盗まれるのは痛手だが、その場合は、警察の捜査が入り事件解決は時間の問題だと思われる。

それよりも、些細なものが盗まれて、大した捜査がされず、犯人が野放しになってしまうのが、最も困る。

そうなると、何度も何度も、気がつかない程度に、ものが盗まれるような事態になってしまうと、ものが盗まれると言うことよりも、誰かが勝手に来ていると言うことが気持ちが悪くなる。

幸いにして、そのようなことはないのだが、今回、人間ではないだろうが、何者かの痕跡があった。

それが、これ。

外のベンチに置いておいたポンカンが、綺麗に食べられていた。

今までは、外のベンチに置いておいたものが食べられると言うことはなかったが、しばらく留守にしていると、気配がないのを感じるのか、外とはいえ、家のそばまで来て、ポンカンを食べてしまうなんて。

今まで、この山に来て、罠にかかったイノシシ以外、哺乳類に会ったことが、未だに無い。

ほんの少し、後ろ姿だけ、ハクビシンっぽいのを見かけただけなのだ。

ポンカンの硬い皮を破って、中身を綺麗に食べるのは、一体誰なのだろうか?

ちょいとググってみると、意外なヤツの可能性が・・・

上記サイトによると、綺麗に皮を破って、中身をきっちり食べるのは?

イノシシだそうなのだ。意外!

ってことは?

イノシシが、家のテラスに上がって、さらに、ベンチに上がって、ポンカンを食べてたってことか!?

マジかよ。

罠にかかったイノシシと対峙していると「こいつら結構頭がキレるな」と感じることが良くあるが、やっぱ、イノシシてのは賢いのかもしれない。

でも、猿じゃなくてよかった。


via Mark な 人生



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