当初、3つの建物すべてに、換気扇は付いていなかった。
唯一あったのは、居住用小屋のトイレについていた20年前のトイレファンのみ。
昨年、ここに来た時、梅雨真っ只中で湿度MAX状態の中で、換気扇がないという事態だったため、とってもカビに悩まされていたのだ。
そこで、2つの倉庫に換気扇を新設。
小屋のトイレファンも、最新の強力型に変更。
さらに、小屋のキッチンに男前な業務用ファンを設置した。
しかし、梅雨本番を前に、若干の不安がよぎっていた。
それは、少し前に発見した、ベッド下板MDF(おがくずを固めた板)のカビだ。
このカビは、きっと、昨年、ここに来てからの湿気によるものだと思われるのだが、その後、工具や部材を入れてある倉庫の中に置いてあったMDFの板にもカビが発生しているのを発見したのだ。
そう考えると、三月半ばから東京に行っていたり、ハノイに行っていて、換気扇は回してはいたものの、窓や扉を開けていなかったことが、一つの要因として考えられた。
今後も、当然、長い期間ここを留守にすることがある。
それを思うと、換気能力をUPさせたい思いがあったのだ。
そこで、換気扇をつけてから、まだ何ヶ月も経っていないが、換気扇をアップグレードすることにしたのだ。
とはいえ、やるのは、服などを入れてある倉庫だけだけど。
今までの15cm羽根のものから、25cm羽根にチェンジした。
最初から、デカイ方をつけておけばよかったのだが、寸法上、収まるかどうか?と思っていたので、小さいのをつけてしまっていたのだ。
しかし、厳密に計測してみると、ギリギリのギリッギリ収まることが判明。
15cmと25cmでは、換気量がなんと3倍!
こんなに違うんかいなー。
当初は、換気扇さえつければ、解決すると思っていたので、換気量なんて考えていなかったのだ。
実は、これで終了ではない。
隙間はたくさんあれど、空気の流れを考えてみなくてはならない。
最も、空気の流れの悪いところへ空気を流すために、吸気口を設置することにしたのだ。
それをやって、ようやく完成。
さて、これで梅雨と夏場を乗り切れるだろうか?
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