トマトピューレで味付けしてパスタに

自然栽培野菜とコブタカナ

僕が東京にいる時、スーパーには必ず『オーガニックコーナー』があり、有機栽培野菜が売られていた。
とはいえ数は少なかったので、宅配サービスも利用していた。
代表的なのは、大地を守る会やOISIXだ。
他にも、生協やらでぃっしゅぼーやなど、色々あった。

こうしたところでは、有機栽培野菜を取り扱っていたので重宝した。
ただ、週1か、隔週で、届けられ、がっつり余っていても、次から次へと来てしまう。
さらに、季節の野菜が来るため、余っているのに、次の回も同じものが届けられたりすることもよくあった。

そんなわけで、結局は、しばらく頼んでやめてしまうというのがオチであった。

今では、ポケットマルシェを、チョロチョロと利用する程度になった。
やはり定期便だと、なかなか厳しい。

愛媛のスーパーには、オーガニックコーナーはない。
その代わり、地元の生産者コーナーがあるので、日々の野菜はもっぱら、そこで調達している。

直販コーナーに置かれている野菜は、農薬不使用なのか?化学肥料不使用なのか?どんな肥料を使っているのか?など、情報はほぼない。
それでも、市場を通ってくる野菜よりかはマシだろうと思っているのだが、、、。

愛媛に来た際、自然食品を売っている店を見つけた。
ただ、そこは、車で30分以上を要する。
日々の食品の調達に、30分以上の時間をかけていくのは、ちょいと距離が遠すぎると思っていた。

あれから数年が経ち、その自然食品の店『フラット』の方々と知り合うきっかけがあった。
それから、たまに店に行くようになったのだ。
ただ、いつも買うのは、野菜ではなく、日持ちするようなものばかり。
相変わらず、日常で使う野菜は、近所のスーパーの産直売り場と、夏には自分の畑で採れた野菜に限られていた。

先日、フラットに行った帰り際、コブタカナと言う野菜をもらった。
名前の通り、コブになっているタカナと言うことで、ぱっと見、タラノメみたいな感じ。

帰ってから、コブタカナとうちで採れた原木しいたけをニンニクで炒め、トマトピューレを足してパスタにしてみた。
すると、、、旨い!

今は冬なので、うちの畑には野菜が成っていない。
冬野菜を作っていないのではなく、ヤギのセントに冬野菜は2年連続で食べられてしまっているのである。
オスヤギのオペラは4歳になり、体も大きく体重は重い、さらに、腰マヒになってから、片足がやや不自由なのに対し、セントは今年で2歳、身体能力が抜群のため、どれだけ柵を高くしても、いとも簡単に飛び越えてしまうのである。

夏は、食べる草が豊富なのだが、冬は少ない。
しかし、畑の中には、青々と白菜や大根の葉が伸びている。
それを狙われて、畑に入られてしまうのである。

ってことで、自然栽培野菜(コブタカナ)を久方ぶりに食べたのだ。
そして、思い出した。
やっぱり、自然栽培野菜は、まったく別物であると言うこと。

いや、これが本来の味なのだ。
売っている野菜たちが、いかに、味も栄養素もない、ただの『モドキ』であるかを思い出した。
そんなものをどれだけ食べても、腹の足しにはなっても、体を作る元気の元にはならない。
もちろん食べないよりかはマシなのだが。

この自然食品の店『フラット』を経営しているご夫婦には、フクちゃんという子がいる。
まだ小学校低学年なのだが、驚くほど賢い。
先日聞いた逸話では、一人でカフェに行って、注文して、ゆっくりとカフェタイムを過ごして、自分のお金で会計して、帰ってくると言うのだ。
もちろん、そのカフェには、行ったことがあるのだろうけど、小学校低学年の子が、一人でカフェに行ってカフェタイムって?どう言うこと?と思ってしまう。

そうした行動や考えというものを形成する一つに『食べ物』があると思える。
自然食品の店を経営しているのだから、常に食べたり飲んだりするものは、自然食品である。
お値段的には、普通のスーパーで買うよりも、当然割高で、2倍、3倍と言うのは当たり前のレベル。

そんな食品を日々体に取り入れていれば、体や脳の発達に良い影響を与えるのは必然だろう。
それを、生まれた時から行っていれば、それは、他の子たちとは全く違う、正常な脳や体が形成されていくと言うものだ。

子供ができると経済的に大変になるというこの世の中。
本来、それは、あまりにもおかしすぎる。
子供が出来たら、子供たちは国や地域の宝として、手厚くサポートされるべきではないのか?

現在、少子化対策や子育て支援など、少しづつ進んでいるようなのだが、ここは、ガッツリとやるべきところであると思う。
国が出来ることの一つに、金銭的サポートがある。
現在、出産費用を保険適用にすることが検討されているが、保険適用などではなく、子供を身籠ったところから、その子供が18歳の成人になるまで、金銭面の全てを国が負担するということをもってしても、子育て支援の全てをカバーできないほどなのだから、最低でも、子育てにかかる親の費用負担はゼロにすべきだと考える。
そのために、子供一人当たりに一定の金額を、毎月年金として配布することが必要だろう。
さらに、母親が働けなくなることを考慮して、その分も、支給するべきである。

逆に、高齢者への年金や医療費負担は、大幅に減らすべきだと考える。
逆をやっている現状は、まったく、未来のないことなのだから。

正直、高齢者と言われる年齢まで生きてきて、金銭的に厳しいって、人生の生き方を失敗しているとみてもおかしくないのではないか?
もちろん、事情がある人々もいるだろうし、そうした人たちのサポートはするべきだとは思うが、一般的に、定年まできっちり勤め上げれば、結構な額の退職金も入るし、それまでに、きっちり貯金なり投資なりを行っておけば良いものだが、それを怠って人生を過ごしてきた、そのツケを、なぜ、若い世代が払わなければならないのか?

金銭的に余裕の出た子育て世代が、子供のために良い食品を購入できるようにしなければならないと本当に思う。
農薬や化学肥料で作られた野菜は味がない。
そのため、ドレッシングだとか、調味料を足さなければならない。
本来の野菜は、そんなものはいらないのである。

安物の塩・砂糖・油を大量に摂取して、子供のうちから病魔の巣食うような体にしてしまっている。
大人は、自分の判断で好きにすればいいが、子供たちは、守らなければならないのではないだろうか?
そこに、立ち塞がる壁は『金』であることが多い。

未来の日本はもとより、世界の先進国は、このままでは、破滅に向かってしまう。
僕が、この世を去るあたりには、どうなっているのだろうか?
どこかで、方向転換していて、素敵な未来に向かっていくようになればいいが、、、。

自然食品の店『フラット』のフクちゃん画
うちの原木しいたけとコブタカナをニンニクと唐辛子で炒める
トマトピューレで味付けしてパスタに

-COOK:料理, MARK'S BRAIN:思考, MARK'S LIFE:日常, SEASONAL FOOD:季節の食べ物
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