ニンニクと、梅肉エキスと、宝塚

近頃、ブログの更新頻度が落ちている。
原因は、、、Netflixで海外ドラマにハマっているってだけなんだけど。( ̄▽ ̄;)
一日に、何話も観ちゃうんだよね。
それじゃあ、いけないってことで、最近の出来事を三つまとめて書くことに。

まずは、ニンニクの収穫時期を迎えた。
去年植えて、一冬を越したニンニクたち。
ニンニクの成果は、抜いてみるまでわからない。
茎は、それなりに伸びて入るけど、肝心の根の部分がずっと気になっていた。

しばらく前に、倒れていたニンニクを起こす際、チラッと根の部分を見たら・・・
まったく出来ていなかった。
あのニンニクの形に、ちっともなってない。

試しに、他のものも少し掘って見てみたがダメだった。
まあ、でも、一回目というのは、そんなものだから仕方がない。

それからしばらく経ち、植えてあったニンニクを全部抜いてみた。
すると、半分は、ちっとも出来ていなかったが、1/4は、小さくニンニクの形になっていて、もう1/4は、それなりにニンニクが出来ていた。
あー、よかった。

土壌によって育ち方がバラバラだったのだ。
やはり、栄養分が少ない場所のものは、まったく育っていなかったが、去年作った、夏の畑は、一年の間に有機物が分解され、土壌が豊かになっていたのだろう。

ニンニクなど、鮮度は関係ないので、作ったって買ったって同じようなものかもしれない。
今では、無農薬や有機栽培のニンニクも買うことができるし、実際、そちらの方が大きくて使い勝手がいい。
それに、それほど高いものではない。
それでも、自分で作ったものには、格別な思いが宿る。

お次は、梅。
少し前に、梅干しと梅シロップを仕込んだことを書いたが、今回は、梅肉エキス作りである。
梅肉エキス作りは、梅をひたすら擦って、それを絞って、汁を煮詰めていくという単純な作業だが、とっても大変な作業だと聞いていたので、正直なところやりたくなかった。
それでも、山友たちが「やろう!」というので、渋々参加。

実際やってみると、四人でテーブルに座り、ぺちゃくちゃとお喋りしながら梅を擦っていたら、意外とあっという間に擦りあがり、大量の梅肉エキスができた。
聞くほど大変ではなかった。
「まあ、大概、そういうものだな」と、思いつつ、梅肉エキスが出来上がる様を見ていた。

梅肉エキスは、虫刺されにもいいし、腹痛にも効くし、何にでも効き目抜群の万能薬だというので、「なんでだろう?」と考えていた。
試しに、phを測ってみたら、ph1を示した。
超強酸性である。

これだけ酸性が強ければ、なんだか効きそう。
草津温泉と同じようなレベルの酸性度だし、青森の湯治で有名なところも強酸性であることを思うと、強酸性の効力というものは計り知れないのかもしれない。
そう考えれば、梅肉エキスが万能薬だというのもうなずける。

ただ、万能薬だと聞いて、それを貰ったとしても、タダでもらうようなものは、大概の人は大切にしないし、話半分にしか聞いていない。
よっぽど、調子の悪い時に、ちょうどいいタイミングで食べたら、劇的に改善したなどの経験があれば別だが、健康な人にあげても、あまり意味がないと思った。
実際、僕も、去年もらったが、ほとんど食べても使ってもいなかった。
食べるとなると、かなり酸っぱいので、なかなか、好んで食べてみようとは思わないし、虫刺されに良いと言われても、ベタベタとするので、どうしてもムヒになってしまうのである。

なので、大量に作っても、やたらと人にあげず、秘薬として持ち歩いていて、誰かが調子を壊したりした際に、タイミングよくあげるというのが一番良いのではないかと思った。
梅肉エキス自体は、普通に購入できるが、梅肉エキスにするための梅の質が重要だ。
当然だが、無農薬。
さらに、無肥料によって育てられた、一粒に栄養素が凝縮されている梅を使うべきだろう。
売られている梅肉エキスの梅が、そうしたものであるとは思えない。

最後の話題は宝塚。
人生で初めて宝塚歌劇団の公演を観た。
きっと、東京や宝塚の劇場では、チケットを取ることすら難しいだろうが、幸いにも、今回の男役の主役が愛媛県出身者で、いつもの山友の家から200mのところに住んでいた人だったのだ。
そんなつてで、チケットを頂いた。

ミュージカルというのは、昔は、なぜ劇の途中で歌い始めるのか訳がわからなかったが、確か、オペラ座の怪人を観てミュージカルの魅力を知った。
映画でもドラマでも、途中に音楽が鳴る。
音楽というのは、実際には、演技には関係がないし、現実の世界で、空から流れてくることはないのだから、冷静に考えてみれば、音楽が流れるのはおかしな話だ。

しかし、ストーリーの状況を、より分かりやすく、より感情を刺激するために音楽が使われる。
それによって、ドラマや映画が面白くなる。
ミュージカルの歌も、同じような効果があると、オペラ座の怪人によって理解した。

日本人であれば、能、歌舞伎、宝塚は、一度は観ておくものだろうとも思っていたのでよかった。
では、実際に見た感想はというと、僕的には、少し違和感を感じた。
これは、当然、それが好きだという人が大勢居て、それこそが、宝塚歌劇団の売りであるわけなのだが、僕には、どうしても、無理やり絞り出す男性役の女性たちの声が、聞き取りづらく、耳に心地よくなかった。

もちろん、主役級の男役の面々は、さすがに聞きやすいし、あまり違和感を感じることはなかったが、それ以外の役者の人々は、まだまだ修行中という感じが漂っていた。
一般的な、ドラマや映画は、いろんな事務所から適役をチョイスして、全員がプロフェッショナルアクターであるのに対して、宝塚歌劇団は、団員の中だけで構成されているため、多くの脇役たちの未熟さが露呈してしまう。
そこは、非常に残念なポイントであった。

アースオーブンの土盛りも順調に進んで、夏前にはピッツァが焼ける。
ログガレージ も完成間近だ。
すでに、本宅予定地の整地作業も進んでいる。
四年経っても、まだまだ、やること、経験するべきことがたくさんある。

そうそう、スモモが熟れてきた。
今年も、豊作である。

-MARK'S LIFE:日常, SEASONAL FOOD:季節の食べ物