今日、釣ってきた魚で夕食。
倉庫の中に、新品の七輪を発見!
炭もあるし、バーナーもある。
ついでに、焚き付け用の小枝は、そこら辺に落ちている。
と、いうことで、アジは、炭火焼にしてみることにした。
しかし、これは、人生初ではないが、実は、七輪を使うのは、もう25年ぶりくらい。
BBQなどは、たまに、みんなでやってきたが、炭おこしなど、ほとんど担当してこなかった。
そんな、僕が、ちゃんと火を起こせるのか?
と、やや不安だったが、時間はあるし、煙で近所に迷惑をかけるわけでもないし、料理を待っている人もいない。
そうなれば、とにかくやってみるだけである。
七輪と言っても、バーベキューグリルと構造は同じ。
単に、土で出来てるってだけ。(たぶん)
初めに、炭を入れて、適当な髪に火をつけて入れてみた・・・が、失敗。
やはり、火は下から上にいくものだろうから、先に炭を入れてはイカンのだろう。
一旦炭を全部出して、紙を丸めて火をつけてポイッ。
その上に炭をのせてみるが、対していい感じにならない。
そこで、思い出した!
焚き付け用の小枝だ。
その辺の小枝を拾って、杉の枯れた葉っぱもあったので、適当に入れてみると・・・
おー!火が強くなっていい感じに。
そして、杉の葉の香りがいい。
今日は、入れなかったけど、松の枝は、松ヤニがあるので、よく燃えていいらしいということを聞いたことがある。
今度は、そこらへんから、松の枝を集めてきてみようと思う。
杉の葉の香りもいいので、集めておくことにしよう。
せっかく、バーナーがあるので、加速させるために、バーナーも使ってみる。
けど、別になくても良さそうな感じになってきた。
さて、アジの下処理をして、網に乗っけてみる。
が、明らかに、網に乗せるのタイミングが悪かった。
まだ、ボーボー燃えているところに乗せてしまい、炭焼きではなく、直火焼きになってしまったのだ。
そういえば、魚は、弱火でじっくり焼いて、焼き過ぎない程度が美味しい。
と、渓流釣り場の、じいちゃんが言っていたのを思い出したが、時すでに遅し。
あっという間に、丸焦げになってしまった。
食べてみると、脂ののった、ジューシーでふんわりとした、まさに取れたてのアジではなく、パッサパサの、取れてから、すでに何日も経っている、腐る寸前のアジのようになってしまった。
まあ、食べてみれば、それはそれで良しだけど・・・残念!
それはさておき、外で、魚を処理して、焼き焼きしていると、何かがブンブン飛んでいる。
音は聞こえるが、姿が全く見えない。
いつもの蜂やアブではない。それよりも、ずっと早い。
何だろうと思ったら、止まったところでわかった。
銀蠅だ!
ただのハエではなく、銀色というか、青銀っぽく光る、銀蠅。
それも、かなりの数が、あっという間に集まってきた。
嗅ぎつけるの、すげー早い。
仕方がないので、室内で食べることにしたのだが、
実は、もう一人、不思議な行動をするお客さんがいた。
いつもの蜂なんだけど、種類は、ススメバチではないと思う。
ホバリングしながら、ずっと煙の中にいる。
普通、虫とか動物って、煙を嫌うんじゃないのか?
と、思っていたけど、なぜか、煙の中にいる。
もしかして、美味しそうな匂いを嗅いでいるとか?
または、隠みの術のつもりなのか?
不思議な行動だった。
さて、次に、カサゴを煮付けにしてみた。
が、こちらも、まんまと失敗。
まず、生姜がなかったのだけど、それは、まあ、いいとしても、どうにも、分量が適当すぎた。
煮付けではなく、茹でただけになってしまった。
まあ、仕方がない。
食べる時に、ちょいと味を足して食べることにした。
残りのアジは、開いて、干物にするのだが、今日聞いたやり方で、天日干しでは、虫が来るので、冷蔵庫の中に入れておけば、干物になるとのこと。
冷蔵庫内が、魚臭くならないか心配だけど、やってみることに。
明日になれば、答えがわかるだろう。
こういうわけで、今回の釣り&料理は、失敗だらけだったけど、何事も、失敗は成功のもとである。
初めからうまくいくと、そこから、なかなか成長がないけど、初めに失敗しておけば、大きな成長へと繋がっていく。
僕は、常にそう信じているのだ。
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