ほんのり、秋の気配

日中の気温は、まだまだ高く、夏のままだが、朝、外に出ると秋の匂いがしてきた。
少しづつ、朝晩も気温が低くなり始め、窓を開け放っていた夏の夜と違い、窓を閉めていても暑くなく、むしろ、少し肌寒く感じられ、窓を閉めることもある。

風が吹くと、ちらりほらりと、黄色くなった、木の葉が舞い落ちてくる。
それを見ると、

ほんのり、秋の気配を感じる

この山に来てから、こうした季節や温度、湿度などの微妙な変化を、すごく感じるようになった。
食べる野菜にしても、今までのように、スーパーには、年中同じような野菜が並んでいて、その時に「食べたい」を基準に選んでいたものが、今は「旬」を感じて、ほとんど旬のものだけを食べるようになった。

旬のものは、栄養価が高く美味しい(OPERAから学んだ)のに、そこら中で大量に収穫できるため、価格が安い。
そうしたものを選んでいれば、たとえ、多くを買っていても、結局、エンゲル係数は下がる。
そして、そうした食生活が、ごく自然であることを身に染みて感じるのだ。

秋といえば、食欲の秋

これからの旬の食が、とても楽しみである。
とはいえ、しばらく前からやっている、小食生活。
しかし、逆に少食ゆえに、高価なもの、希少なものであっても、存分に味わっていただくことができるのである。

エスプレッソマシンの記事にも書いたが、通常の10倍高い牛乳を買っても、飲む量が多くなければ、何十回も『絶好のうまさ』を味わいながら飲むことができるのである。

食材にしても、高価であっても少しだけ買い、一般的に食べる量と比べ、1/3や1/4だけを食べていれば、何倍も味わい、何倍も満足し、何回も楽しめるのである。
それでいながら、食費自体は上がらないのだ。

そういう意味においても、食欲の秋はとても楽しみなのである。

ちらり・・・・、ほらり・・・・、木の葉が落ちる

-MARK'S LIFE:日常, NATURE:自然