ログハウスに引っ越して、丸2ヶ月

引っ越してから2ヶ月が過ぎた。
引っ越しを決行したのは、8月頭。
なるべく、真夏のうちに引っ越しをして、どの程度の暑さなのかを体感しておきたかった。

結果、今年のような猛暑を言われるような日々であっても、正直、難なく過ごすことができた。
エアコンも取り付け、準備万端にしたのだが、エアコンの稼働は1日2回を30分程度にとどまった。
昼メシ後にシャワーを浴びて戻ってきた時と、夕方風呂に入ってから戻ってきた時に、スイッチON。
しかし、30分もすると寒くなってきてスイッチOFFという感じ。

今までは、一夏に数回、湿度の高い時にだけつけていたことからすれば、エアコンの使用頻度は高いが、それでも、この程度だった。
前の小屋は、木の影によって建物自体は、それほど暑くならなかったが、現在は、日中にはフルに太陽光が当たるため、暑さを危惧していたのだが、心配するほどでもなかったのだ。

そして今後は冬である。
この家は、下の部分はログ組で、丸太の断熱性があるが、上の部分は外壁と内壁があるだけで、断熱材は入っていない。
初めから住む前提だったのなら断熱を考えただろうが、元々はガレージとして建築しているため、断熱のことなど全く考えてはいなかったのだ。

そのため、冬の寒さがどの程度になるのか?未知数である。
冬への備えは、薪ストーブ。
部屋の広さは10坪程度だが、薪ストーブのカタログスペックは30坪まで対応している。
それを思えば余裕なのだが、現実はどうなるかわからない。

空気を遮断したとしても、冷気は伝わってくるものである。
上部の断熱材のない壁も冷気の伝わる原因となるが、最も冷気が伝わるだろう場所は、北側全面の大窓である。
現状では、ポリカーボネートの板で仕切られているが、これだけでは、かなり冷気が伝わってくるだろうと予測している。
状況によって二重にすることも必要だろう。

江戸時代などは、外壁が障子一枚、暖房が火鉢一つなんていうのを、時代劇で見かけるが、ありゃいくらなんでも寒すぎだろう。
それでも、薄い板を貼る程度のことはやっていたかもしれないが、それと比べれば、はるかに寒さを凌げる家である。

寒くなってきてから対応するのでは遅いかもしれないが、これも一つの実験だと思って、冬を迎えようと思う。


-MARK'S LIFE:日常