『たわし』という名の枕と、『うどん』という名の掛け布団

『たわし』という名の枕と、『うどん』という名の掛け布団を買った。
販売しているのは、『悟空の気持ち』という会社。

少し前に『悟空の気持ち LABO』というのをあちらこちらで目にした。
話題になっていたのは、小学生のランドセルを担がずに引く、ランドセル用のキャリー。
小学生が発案して、悟空の気持ち LABOで開発・製造を行っているというものだ。
このランドセル用キャリーを巡って、大人たちからの「とんでもコメント」が話題に、さらに、その返信を小学生たち自ら打ち砕いていることがニュースなどで取り上げられていた。

当初、悟空の気持ちという会社のことは知らなかったが、調べてみると、まったく予約が取れない超人気のヘッドスパを運営している会社ということを知った。
そして、今までにない斬新なアイデアで、いろんな事業や商品を展開している。
その中の一つが、枕や布団の開発だった。

ヘッドスパが人気の理由が「誰もが5分で寝てしまうほどの気持ちよさ」とのこと。
それであれば、寝心地抜群の枕や布団の開発に力を入れるのも頷けた。

で、販売しているのが『たわし』という名の枕と、『うどん』という名の掛け布団なのだ。
たわしは、まさに、たわしのようにチクチクとした短い繊維が表面にあり、頭皮を刺激する。
うどんは、一枚物の布団ではなく、うどんのように縦に分割されているニョロニョロとした掛け布団で、隙間だらけ。

一体、どんな物なのか?
ということで、両方買ってみた。

まず、枕は、1週間ほど使った感想として、チクチクがなかなか気持ち良い。
多分、脳を刺激しているようで、ものすごく夢を見る。
夢を見るというのは、脳が活発に動いて、情報を整理しているという点では、とても素晴らしい。
逆に、浅い眠りが多いのではないかと思ってしまうが、その辺はどうなんだろう?
でも、とりあえず、寝心地は悪くないし、夢をたくさん見るのは、なかなか楽しいし、なんとなく頭が良くなる気もしている。

うどんの方はというと、一回掛けてみたが、即、却下した。
僕は、裸で寝て、しかも寒がりなので、うどんの隙間がダメだったのだ。
しかも、生地が安っぽいポリエステルのようなもので、中身は、今どき綿だったので、肌触りは最悪で、重い。

これが、質の良い生地と、それなりの品質のダウンであれば、まだ違ったかもしれない。
価格は2万円、、、質の割には、かなり高め。
ってことで、うどんは、倉庫行き。

商品の開発と製造というのは、当然ながら、いろんな人たちがテストを繰り返して世に出す。。。よね?
うどんの、生地や中身の綿は、あれで、多くの人がテスト段階で納得していたのか?と思うと、ちょい疑問。

いや、たぶん、きっと、若者たちがやっているように思える。
若者たちは、質の悪い生地や、今どき綿布団ってことはないと思うが、安物の羽毛布団で寝ているのだろう。
それならば、あの程度の品質になるのは理解できる。

しかし、価格は2万円、、、そこは、納得いかんなぁ。

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