早朝に訪れた東本願寺

そうだ、京都へ行こう!

JR東海のCMでよく見ていた「そうだ、京都へ行こう!」というフレーズ。
何とも気軽な感じなのだが、四国から京都へは、6時間の旅。
そうだ!という一瞬の閃きで、気軽に行ける時間ではないが、京都へ行ってきた。

四国という場所は、日本の中で、たぶん、唯一新幹線が通っていない場所ではないかと思う。
高松や松山は、それなりの規模の地方都市なのだが、なぜか新幹線が通らない。

それでも、自慢して良いと思えるのが、バブル絶頂期に作られた瀬戸大橋である。
どこの橋よりも、立派である。
レインボーブリッジとか、横浜ベイブリッジとかの比ではない立派さがある。
さすが、バブル時代と言えよう。
そのために、建設費は、とてもじゃないが返済不可能だったらしいが、、、
まあ、それはいいとして。

驚くことに、橋は三本かかっている。
瀬戸大橋、しまなみ海道、淡路島を通る橋。
こんなに橋をかけても、新幹線は通さないのはなぜなんだろう?
島の住民は、車移動が基本なので、電車なんかで旅をしないだろうという事なのだろうか?

確かに、JR四国の業績はよくないらしい。
遠くへ行きたければ、飛行機を使えば良いのだ。
近距離は車で、長距離は飛行機で行けば良い、、、まあ、そうか。

今回は、いつもの山友たちと四人で、車で行った。
メインは、遊びではなく、木材の製材機を見せてもらうためである。
そしてもう一つは、倉敷で出会った、今まで飲んだコーヒーの中で最もおいしいかもしれないCafeの本店が京都にあるので、そこに行こうということになったのだ。

そんなわけで、一日目は、製材機の見学をして、二日目にCafeに行ったのだが、、、なんと改装中のため味わえず。
愛媛までの帰りに、倉敷に寄ってコーヒーを飲んだが、以前とは違って、まったく美味しくなく、結局、おいしいコーヒーを味わえずに帰路についた。
コーヒーの味が違いすぎた理由は、淹れてくれた人の差が大きい。

もう一つ、京都で行こうと思っていた場所が、清水寺。
なのだが、みなさんが行く、本堂と清水の舞台ではなく、寺務所のほう。

もう、十年以上前のことだが、この寺務所の中で、清水寺を作ったというお坊さんの木造と不思議な会話をした。
寺務所の中には、巨大な大仏様の足跡というのがあり、さらに、小さな仏の像が無数にある場所や、大広間の中央にお坊さんの木造があったり、実は、いろいろなものがあるのだが、一般には入る事ができない。
清水寺の檀家や、多額のお布施をしているなど、何らかのつながりがなければ、立ち入る事ができないらしい。
今回、一応、入れるか聞いてみたのだが、やはりダメだった。

という事で、京都の二日間の旅はあっという間に終わり帰路についた。

-MARK'S LIFE:日常, TRAVEL