腹が立つほど、爽やかな朝

雨が降り続いた後の晴れた日の朝、湿気はすっかり吹き飛んで、空気が澄み切っていて、太陽がさんさんと顔をだす。
気温は、実にちょうどいい。
暑くなく、寒くなく、快適すぎるほどに快適だ。

そんな爽やかな朝に反して、僕の体は、ボケボケとしている。
寝起きというのはこんなものなのだが、昨夜のダラダラと見た動画の影響が朝に出ているのも確かだ。

自分の体と朝の爽やかさのギャップに腹が立つ。
「こんなに爽やかな朝なのに、なんで、こんなにダラっとしているんだ、オレ」という具合。
またはこんな感じ。
「こんなにダラっとしてるのに、スポットライトを当てられて、陽気な司会者に紹介され、いきなりステージに上げられた気分」

まったく5月というのは、最高だな。
例年であれば、5月というのは、まだ梅雨前だが、今年は、雨が続いた。
雨が続いた後に、晴れが続くと空気が澄んでスッキリ爽やかになる。
それが、5月だと、本当に最高だということを感じる。

この山から見える景色がいつも霞んでいるが、それは、単に町までの距離があるため、空気のチリや埃によるものだと思っていた。
しかし、4年経ってようやく、その原因が黄砂であることがわかった。
太平洋側の東海、関東にいると、黄砂の影響はほとんどないが、四国になると、結構影響を受けるようなのだ。

確かに、世界地図をみると、大陸に近い。
それに、太平洋側なら、山が連なり多少なりとも、山でブロックされるだろうが、日本海側には山がないし、この場所から大陸までを見ても高い山はないようだ。
ふわふわと舞ってくる黄砂。
そんな黄砂も、雨によって地上に落とされる。
そして、晴れると、スッキリ爽やかな空になる。

いよいよ6月になるが、梅雨は長引くのだろうか?
それとも、さっさと終わってしまうのか?
希望としては、雨がドバッと降って、数日カラッと晴れて、またドバッと降ってと交互に来てくれることを望みたい。
ダラダラと、秋の長雨のように続くのだけは勘弁して欲しいものだ。

-MARK'S LIFE:日常