たけのこ掘った

ここ最近、スカッと気持ちの良い晴れ間が多い。
そんな、とっても作業日和の毎日なのだが、どうも、僕の体の体内カレンダーは正確に刻まれているようで、お盆、年末、GWが近づいてくると、どうにも、おやすみモードに入ってくらしい。

とはいえ、サラリーマンではないので、まったく関係ないのだけど、それでも、世間様がおやすみに入るということで、何となく集団意識につられて、僕もおやすみモード気分になってしまうのである。

今年は、世界中がGWどころではないが、25日(日)から16連休ということになっているため、すでに、GW突入中!ってわけなのである。

さて、そんな、ダラダラした気分で過ごしていると、午後になってからジャイアンがやってきた。
何やら、クワを担いでいる。

「たけのこ掘りにきた」

というので、僕も「行く行く!」と、長靴を履いて奥の竹藪へ。
ヤギ二匹と犬も一緒である。

竹藪に到着すると、すべての地面が掘り返されていた。
イノシシの仕業である。

去年は、上の竹藪は、イノシシに荒らされていたけど、今回行った、下の竹藪は大丈夫だった。
しかし、今年は、時期がすでに遅いためか、上のたけのこを食い尽くして、下のたけのこを掘りに来たようだ。

それでも、たけのこというのは、1日でニョキニョキ伸びるらしいので、探してみると、3本ほどあった。
とはいえ、3本とはいかんせん少ない。

ということで、上の竹藪にも行ってみた。
わかっちゃいたけど、イノシシの荒らしようはすごい。
耕運機で耕したかのようだし、竹藪も、藪ではなく竹林と言って良いほど、竹の乱立が抑えられている。

そんなわけで、たけのこないかなぁ?と、思ったけど、4本ほど見つかった。
まあ、何とか、収穫出来て良かった。

下に降りてきて、ジャイアンとたけのこを分配しようと思ったら

「うちはいらんから」

えー!
僕一人なんですけど・・・

この山に来て、いろんな人が、いろんなものをくれるんだけど、田舎あるあるで、くれる量が半端ない。
いつも「あの〜、僕一人なんですけどぉ」と思うのだが、そういうと

「冷凍しときゃいいよ」

となる。
それでも、多いぞ。

田舎にいると、食糧不足になることが考えられない

現在、コロナ騒動で、世界中が大変なことになっているが、今後、これで終わるとは限らない。
これから、大地震の発生や、もしかすると、もしかして、中国との戦争があるかもしれない。

現代を生きていると、第3次世界大戦なんて起こるわけがないと思えるし、昔のように、軍国主義とかなどになりようがなく、もし、戦争が起こっても、どこか遠くの話に過ぎないだろうと思っている。

『何があっても、大事にはならない』
そう思っているのが現代人であるが、昔の人だって、同じように思っていたに違いないのである。

コロナ騒動で、うっすらと話題になっているのが、コロナによって多くの会社が倒産、金融機関も倒産し、預金が戻ってこない。
さらに、地震や戦争が起きてくれば、預金封鎖や財産没収などもありえる。
などなど、考えられない事態が今後待ち受けている。

そんな中、輸入制限が厳しく長引いていけば、食糧受給率の低い日本は、食糧不足に陥ってくるかもしれない。

そんなとき、自分家の畑にニョキニョキと野菜が出ていたらどうだろう?
田んぼには、米が実っていたら。
ついでに、家畜もいて、野生動物もウヨウヨしていたら。

ここにいると、大惨事の時は、絶対的に有利だということを感じる。
今でも、コロナ感染の可能性は、極限に低い環境で暮らしているし、公園でのジョギングが危ないとか、観光地にも行ってはいけない、登山も自粛せよというようなことが言われている中、僕は、自分の山を散歩して、外をフラフラと歩き回っているのだ。
それでも、まったく人に会わないわけなので、感染リスクは、ほぼゼロである。

それはさておき、一人で食べるにはとんでもない量になってしまった。
何とか、2回に分けてアク抜きをして、薄く切って冷凍したのだが、当分の間、たけのこ料理であるが、まだ、ゼンマイもわらびもあるのである。

『食い物があり過ぎて困る』

今はまだ、誰も羨むことはないだろうが、いつか、この僕のLIFE STYLEを羨む事態になるかもしれない。

-MARK'S LIFE:日常, MOUNTAIN LIFE:山暮らし, NATURE:自然, SEASONAL FOOD:季節の食べ物
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