先日、Jくん(軽バン)とカレヤン(Porsche911)のバッテリー交換をしたという記事を書いた。
その際、バッテリーには『当たり』『外れ』があるということを聞くということも書いた。
その後、ふと気がついたことがあった。
バッテリーというのは、すっからかんにしてしまう状態にすると、極度に寿命が落ちるという。
新品のバッテリーを取り付けて、しばらくしたらバッテリーが上がってしまったということは、しばしば聞く話で、そうしたバッテリーの場合、1年程度でダメになってしまう。
こうした状態を『外れ』を引いた。
というように思っていたのだが、もしかして違うのかも?
と、思った。
新品のバッテリーだとしても、ある程度自然放電されてしまった状態で取り付けて、満充電されているものと考えて使っていたら、あるとき、十分に充電しきれておらずに、バッテリー上がりになってしまう。
それが原因で、寿命が落ち、1年程度でダメになってしまうということが起きるのではないか?と、思ったのだ。
新品のバッテリーというのは、工場から出荷された時点では満充電されているが、その後、在庫として時が経過してしまった状態では、自然放電されている可能性は高い。
修理工場で取り付けてもらったとしても、お店によっては、再充電せずに取り付けていることもあるだろう。
ってことで、Jくんも、カレヤンも、充電器で満充電しておくことにした。
カレヤンの電圧計では、取り付けた時点で12Vを上回っていたが、充電器を取り付けてみると、100%満充電状態ではないようだった。
それでも、すぐに満充電になるかなぁと思ったが、これが意外にも充電に時間がかかっていた。
やはり、結構な量が自然放電されていたのだろう。
充電後に、エンジンをかけてみると、セルの回り方は段違い!
やはり、充電しておいてよかった。
あと、乗る頻度が少なかったり、短い距離ばかり、夜ばかり、エアコンをずっとつけているというような乗り方の場合は、バッテリーの電流容量もどんどん減ってしまうから、たまには充電したほうがいいのだろうとも思う。
うちのトラさん(軽トラ)は、敷地内でしか走らないので、1回の走行距離が100mとか。なので、バッテリーの容量はすぐに無くなってしまう。
そのため、3ヶ月に1回程度充電しているのだが、Jくんやカレヤンもたまには充電したほうがいいようだな。