漫画『永遠のゼロ』

いすゞへ行って、整備中に、漫画『永遠のゼロ』を読み切る

『永遠のゼロ』一度、映画で見た。
非常に感動した映画だった。
もう一度、観たいと思い、NET FLIXのお気に入りに入れてあった。

それはさておき、2トンのダンプを運転していると、どうも、ハンドルが真っ直ぐの時、やや左に行ってしまうような気がしていた。
ちょうど、砕石を買いに行こうと思っており、砕石屋さんの近くに、いすゞがあるので、ちょいと寄ってみた。

予約してないけど、見てもらえるか聞くと、どうやら見てもらえそうだったが、、、「お時間、かかりそうだけど、大丈夫ですか?」と聞かれる。
お時間、どのくらいかかるのかわからないけど、再度、予約してきてもいいけど、その方が、よっぽど手間なので、待つことにした。

整備工場の向かいに待合室があり、数人が待っている。
待合室の椅子は、一人掛けの、ゆったりしたソファー。
ということは、みんな、相当な時間待つってことなのだと認識した。

テレビが点いていて、奥には座敷もある。
座敷があるってことは、整備を待ちながら仮眠する人もいるってことだ。
これは、1、2時間じゃ効かないほど待つこともあるってことなのだろう。

いつも行く、整備工場だったら「代車出しますんで、出来たら電話します」と言われて、すぐに帰るのだが、いすゞで代車はないのかもしれない。
なんせ、みんな、トラックやダンプ、バスである。
ご近所ではなく、その車で営業しなきゃならない人たちばかりなので、同じ仕様の車でなくては、代車の意味は無い。
そう考えると、代車は難しい。
待つしかない方も大変だが、超特急で修理しないければならない整備士さんたちは、もっと大変である。

ということで、覚悟して待つことにした。
座敷を入ったところに棚があり、漫画が並んでいる。
どんなんあるかなぁ?と見てみると、まあ、大して読みたい感じのものはない。
ただ、一つだけ『永遠のゼロ』があった。
元々は、小説だったと思うが、それが映画になり、さらに、漫画でも出ているなんて初めて知った。

ストーリーは、大まかに覚えている。
なので、読んでも、先は知っている。
それでも、読んでみようと思い手に取った。

上下巻読み切りなので、読み始めたら、最後まで読み切りたい。
時間がどのくらいなのか?整備の方も、漫画の方もわからない。
でも、もし、途中で中断しなければならないとしたら、また、NET FLIXで映画を見ればいいという気持ちで読み進めた。

順調に読み進め、上巻が終わった。
この時点で、うちのダンプは、まだ整備に入っていない感じ。
でも、まだ半分あるので、のんびり待つ。

お昼前、ようやく、整備のレーンに入った。
と、思ったら、お昼のチャイムが鳴った。
待合室に居た他の方々は、昼前に整備を終えたのか、全員出て行ってしまい、僕一人になった。

整備工場にも誰もいない。
うちのダンプは、整備レーン手前に停められたまま放置プレイ状態。

「あれっ、もしかして、みんなランチに行ってしまって、僕だけ放置?」
まあ、大して腹が減っているわけでもないし、漫画も読んでる途中だし、別にいいけど、誰かランチどうします?とか、なんかアクションないのかなぁ、、、と思ったけど「まあ、いいか」と、漫画を読み進めた。
12時半頃、整備士の方々が戻ってきた。

僕は、漫画を読み進め、あと、1/5というところで「お待たせしましたー!」と声がかかった。
でも、僕は、あと1/5で終わるので、車は駐車しておいてもらって、漫画を最後まで読んでいくことにした。

結果的に、3時間ほど居座った。
でも、永遠のゼロを読み切れたことで大満足。
待つのも悪くなかった。
なんせ、一人掛け用のソファーがなかなか快適だったので。
これに、マッサージ機能なんかがついていて、完全にフラットになったりしたら最高なんだけどね。

放置プレー状態の、うちのダンプ
漫画 永遠のゼロ

-VEHICLE:車, 軽トラ(トラさん)