栗がたくさん採れていた。
この山には、栗の木が結構あって、道路際に生えている栗の木からは、ポロポロと栗が落ちてくるのだ。
それを、せっせこ、せっせこ拾い集めてあった。
どうやって、料理しようか?と、考えていて、いつも気になっていたことがある。
「火中の栗を拾う」ということわざだ。
ことわざの意味は、自分の利益にならないことを、他人のために行って痛手を被ることらしいが、それよりも、「火中の栗」が気になっていた。
それは、どうも、囲炉裏の中で焼けている栗らしいのだが、そう思うと、栗は「焼く」のがいいのか?と思ったわけだ。
ちなみに、僕は、トウモロコシは、蒸すのが一番好きなのだが、栗は、どうか?
よくよく昔を振り返ってみても、どうも、自分で栗をどうにかした記憶がないのだ。
そこで、せっかくなので、火中の栗というやつをやってみることにした。
まずは、七輪で炭をおこす。
そして、最初は、網にのせてみたのだが・・・これでは、火中になってない。
そう思い、思い切って、七輪の中へ投入した。
<まさに、火中の栗状態だ>
栗というのは、「ハゼるので切れ目を入れる」というのが常識らしいが、ネットのレシピなんかを見ると、ハゼなかったというの多かったので、原始的に、何もせずに投入してみたのだ。
すると、速攻ハゼた!
と言っても、爆発って感じではなく「パンッ!、パンパンッ!」って感じ。
で、どの程度、焼けばいいのかわからないので、とりあえず、周りが焦げる程度に焼いてみることにしたのだが、あっという間に、真っ黒焦げ。
<速攻ハゼて、速攻真っ黒>
で、むいて食べてみた。
<むくのはスゲー簡単だった>
結果発表!
こりゃ、焼きすぎだな。
あと、切れ目入れた方が良さそうだな。
今度は、網の上で、アルミホイルに包んで焼こうかな?
いや、やっぱ茹でるか・・・
火中の栗を拾った結果。
たいして美味しい思いはしなかったってことで。
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