木は、夏に切ると水分が多くて虫がついてしまうので、秋から冬に切るのが鉄則だそうです。
さらに、新月伐採と言って、満月の翌日から新月の前日までの間に切るといいらしいのです。
僕の地元、浜松の北部、天竜という地区の天竜杉は、新月伐採を行っているようで、僕も、天竜杉に習って新月伐採にしようと思ったわけなのです。
と、いうことで、今日から、本格的に、家を建てるための木の伐採を開始しました。
<なんだか、色彩が、昔の写真っぽくなってしまいました>
山に来てから、見晴らしのためや、駐車場のために木を切ってきましたが、杉やヒノキは、今までとは違う難しさがあります。
それは、「高い(長い)」ってこと。
何十メートルあるのかわかりませんが、とにかく高いです。
そして、もう一つの難しさが、間伐をしていないことによって密集してしまっているってこと。
下の方は、幹だけなのでいいのですが、上を見上げると、横の木と枝が絡まっている感じに密集しています。
という心配は、的中して、今日は、もう大変でした。
一本目から、いきなりうまくいかない。
まっすぐ上に伸びているように見えて、高いので、ちょっとした重心のズレで、思った方向に全く倒れてくれません。
一本目は、道沿いだったので、クボちゃん(パワーシャベル)にきてもらって手伝ってもらいました。
<クボちゃんに、木を押してもらって、無事倒せました>
しかーし、困難は、この後も続きます。
倒したい方向に倒れない&木が倒れたい方向(重心の位置)が読めない&枝が絡まって動きゃしない!
なんてことが重なり合って、森の中はひっちゃかめっちゃか。
ここに誰もこないからいいけど、倒れた木が、他の木に引っかかってるわ、細い木を巻き込んで、弓のようにしなったままだわ、完全に切っているのに、上の枝が絡まって全く倒れてないわで、マジヤバ状態で1日が終わった。
あー、さらに、不幸なことに、チェーンソーが挟まって、ガイドバー(先っぽのチェーンがくっついているところ)がダメになってしまった。
なので、初日から作業中断。
早速、発注したけど、届くまで作業ができないという失態をおかした。
まあ、なんつっても、ど素人ですから仕方がないのです。
春が来る頃には、まともに切れるようになっているはずです。
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