ごく普通のスーパーでは、ややお高い商品というのは、やっぱり売れ行きが良くないらしく、結構、割引シールがくっついているのを見る。
賞味期限が翌日の、421円のヨーグルト(250g)が半額。
賞味期限が3日後の、537円の牛乳(900ml)が2割引。
この2つを買って、自家製ヨーグルトを作ってみた。
賞味期限が翌日だと言っても、使うのが乳酸菌であるならば、賞味期限は、牛乳に依存されるはずだと考えた。
しかし、牛乳も賞味期限は3日後。
だけど、ヨーグルトっていうのは、もともと、発酵して保存がきくようになっているはずだ。
それならは、新しいヨーグルトは、賞味期限としては延びるはず。
という理屈を考えて、ヨーグルトを作ってみた。
一般的には、牛乳の期限が、自家製ヨーグルトの期限とされる。
しかし、実際、賞味期限などというものは、どっかの誰かが決めて、それを表示しなければならないという決まりになっているだけである。
大概の食品には、「開封後は、賞味期限にかかわらず、お早めにお召し上がりください」と書いてある。
いつも僕は思う「お早めって、何日なのよ?」と。
しかし、この山に来て、徐々にわかってきた。
ほとんどの問題は、良くも悪くも「菌」が鍵を握っているということ。
腐らせる菌が増殖してしまったら、人間は食べることができなくなる。
発酵させる菌が増殖すれば、生の状態よりも長く食べることができる。
という次第である。
菌の入り方は、その場の空気から入るのが一般的であるが、その場の空気中にどんな菌が、どの程度いるかによって変わってくる。
この山の中には、僕の実感では、浮遊菌がわんさかいる。ように思える。
とはいえ、僕にとって良くない影響の菌も、もちろんたくさんいるようだが、僕にとって良い菌も、それ以上にいるような気がするのだ。
そう思うと、食品が腐るかどうか?腐っているかどうか?そこら辺の判断は、自分にしかできないってことだと思う。
ってことで、ヨーグルトを作ったわけだが、容量は1Lある。
1日100g食べるとして10日分。
規定の賞味期限は、はるかに超えるが、これも人体実験としてやってみたのである。
ちなみに、写真に写っている穴ぼこは、スプーンですくった跡で、黄色く浮いているのは乳脂肪である。
食べた感想は・・・
うまい!
さすがに生乳100%だけある。
それに、賞味期限ギリギリとはいえ、ちょいとお高めの牛乳だし、脂肪分がマジ脂肪って感じがするほどベタベタする。
それでいて、コストは
- ヨーグルト90g程度 70円
- 牛乳 430円
税込 540円
僕がよく買う生乳100%ヨーグルトは、400gで300円くらいなので、高めの牛乳を使ってもコストは安かった。
ただ、もちろん手間はかかるけど。
ってことで、次回のチャレンジ、人体実験 食編は、なんと!
生玄米
をお届けします。