昨日も書いたけど、山は、両脇も山なので、なかなか、沈みゆく夕日とか、ご来光のような朝日とかを見ることがない。
しかし、関東に来ると、さすが、関東平野!
ずーっと平地。
沈みゆく夕日と地平線から顔を出す朝日が見える。
日照時間が長いと、一日が長く使えてとてもいい。
今回は、すこし期間が空いたのと、ほとんどを山の中で過ごしていて、いっぺんに見る人の数が、銀行や郵便局でも、10人程度、普段は、1、2人なので、成田空港に着いた瞬間に、何百人も人がいて、若干びっくりした。
のと同時に、目には見えていない埃やウイルスが、とてつもなく舞っているだろうと感じる。
もう、すっかり山の人になっている感じがするな。
そうそう、昨日、古くて珍しいであろう電車が止まっていた。
なんていう名前かとかわからないけど、
イカス!
この、イカス電車を撮るために、20人程度の撮り鉄が集まっていたところを見ると、やはり、お目見えするのは珍しいことなんだろうな。
最近は、電車でも、車でも、建築でも、新しいものがダサく思えてきて、古いものがかっこよく見えてきたのだ。
僕のカレヤン(Porsche911:Type996)も、古くて2000年型なんだけど、車だったら25年落ちからがいい感じらしい。
実は、20歳の頃、むりくり買ってしまおうかと悩んだ車があって、その車が、Porsche911:Type930 Turbo
かー、カッコエエ。
この車、今、15万ドルで売ってる。
15万ドルってことは・・・1,500万円だよぉぅ!!!
僕が20歳の時に買おうとしていた価格は、300万円だぜよ。(Turboじゃないけどね)
丁寧に乗って入れば、ほとんど壊れることはないし、自分である程度イジることができれば、大した維持費もかからない。とはいえ、国産よりもかかるけど。
もし、20歳で買っていたら・・・
まあ、維持はできなかったな。
家も、今現在進行中だけど、やっぱ、新建材を使った現代風の家よりも、昔の家の方が断然よく見えるのだ。
カメラも、今、デジカメだけど、古いデザインのものが多く発売されている。
URL: youtu.be
これは、CanonのM6ってやつ。こんなデザインでも最新機種。
昔のものが、どんどん見直されているんだけど、それはなぜか?と考えてみた。
それは、「真剣」に作っていた時代のものか?そうではないか?
の違いではないだろうか?と思っている。
こうした古い物の時代に、生まれてはいるけど、時代の中心では生きてはいなかったので、どんな時代だったかということを肌で体感はしていない。
なので、なんの根拠もないが、なんとなく作り手の「真剣」さが伝わって来るような気がするのだ。
今、まったく古臭くて忘れ去られているようなものでも、きっと、何十年か後には、また注目される時が来るかもしれない。
そうして思い出してもらうためのキーワードは、「真剣さ」だと思える。
今、真剣に打ち込んでいるだろうか?
そう、問いかけて、YESなら、例えその時に認められなくても、生きている間中、誰も注目しなくても、きっと、絵画のように、何十年、何百年経ってからでも、人々が、それを手にしたいと思うようなものが出来上がる違いない。
僕は、そう思っているのである。
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