今日は、3.11です。
もう、7年も経ったようです。
愛媛では、3.11の被害は全くなかったため、ほとんどの人たちはスルーですが、関東以北の方々にとては、今日は、特別な日ですね。
僕は、あの日、青山のスタジオで撮影をしていました。
地震発生時は、地下にいたため、ちょっと大きめの揺れが来たなぁくらいで、あれほどの規模であるとは思いもよりませんでした。
交通が麻痺したため、帰れなくなった社員と、都心にいた元社員たちがスタジオに来て、みんなで夜を過ごしました。
そして、朝になってから、ものすごい惨事であったことを知ったのです。
復興が進まないという声を聞きますが、大人たちが古い考えのまま復興をしていくよりも、あの時、子供だった人たちが大人になって、自分たちの理想を現実化するまちづくりをしていく方がいいような気がします。
あの頃、小学生だった人は、今では、大学生にもなっています。
津波の被害にあい全てが流された東北の地域、原爆の被害にあった福島、それぞれに、大人が考え付かないような復興の形を、大人になっていく子供たちが実現していくのだろうと、僕は思うのです。
さて、話は変わって、今日は、血まみれでした。
自分の血ではなく、またまた、イノッチです!
サイズは、先日と同じくらいの20kg弱。今度は、メスです。
今回も、いろんな写真を撮りましたが、掲載は自主規制することにいたします。
さらに、僕が、お腹を開いて、内臓をごっそりと取り出す映像も撮りましたが、これこそ、まったくもってお見せできません。
でも、体の構造は、本当に人間と同じです。
医者の気持ちになって、内臓観察をしました。
本当に、体というものは、不思議なものです。
「こんなんで、生きてんのかぁ」と思うわけです。
他人がやっているのを見ているだけだと、気持ち悪いだけですが、自分がやってみると、不思議と平気で、神秘さえ感じるし、探究心も沸き起こります。そして、最後には、「肉、うまそう」という思いなります。
その結果。
こうなるわけです。
リブロースとヒレです。
先日のイノッチは、大きさは同じくらいでしたがオスでした。
そして、今回は、メスなので、余計に、お肉が柔らかいのです。
リブロースもヒレも、最高の部位で、最高にうまいです。
摂って、捌いて、炭火の上に乗るまで、ほんの数時間。
その速さで、肉を食べるなんていうのは、肉を買うのでは不可能。
まあ、早けりゃいいわけではないですが、早いに越したことはないとも言えます。
狩猟の時期は、3月15日まで。あと4日で終わります。
今日のイノッチでラストかな?
結局、僕の山では獲れませんでした。
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