2011年を振り替える

2011年を振り替えると、多くの人達が人生の中で最も印象に残る年になったと思う。
僕自身は、今までの39年間の人生の中では、個人的に考えると、印象に残る年ベスト・・・5くらいかな。

「こんな大事があったのに、そんな程度か!」と、言われそうだが、
それは、仕方がない。正直な思いなのだから。

今年は、考え方を大きく変える年になった。
「リセット」した。ということも出来る。
今までとは、180度変わったことも多い。

例えば、
仕事に関して言うと、
「売上」を上げる→儲かる
から、
「利益」を確保するという考えに。

掛けた分だけ返ってくる
から、
価値あるものにトコトン掛け、
価値を見いだせないものはトコトン削る。

返ってくるかどうか?そんなこと考えない。

使いたいところに使い、
使いたくないところに使わないだけ。

都会への出店 → 地方都市への出店
新しくてオシャレ → 中古でボロボロを最低限直して使用

個人的には、
どうでもいいことに頑張らない。
やりたいことは、とことんやる。

この辺は、今までと同様だが、
より強く思うようになった。

最近よく言っていることは、
「経営を12年やってきたが、やっと分かったことがある」

考え方を変えると、
見えるものも、聞こえるものも、感じるものも、
すべてが新しくなる。

そして、もう一つ。
「停止」「休止」「ニュートラル」と言えばいいだろうか。
震災以降、いままで「あれをやろう」「これをやろう」と、
行動してきたことを止めて、なにもしない期間を過ごしている。

占いなどでも、「動かない年」というものがあるように、
今年の夏以降、まったく動いていない。

動いていて見えるものと見えないものがあり、
止まっていて見えるものと見えないものがある。

今まで、ずっと動いてきた。
止まってみたことで、見えたことも数多い。
ただ、性格的に止まっているのが、どうもムズムズすることも事実だ。

そんなときは、趣味に没頭するのがいいだろう。
そう思って、最近は、いろいろとチャレンジしている。

「止まる」と同じようなことで、
「無理しない」ということも、大事だと思っている。

先日、こんな話を聞いた。
「全開で出来ることの50%の力でやる」

陰と陽と同じことだと。
物事の半分は「陽」で、半分は「陰」
だから、100%でやると、陽のうちはいいが、
必ず陰の部分が出てきて、どうにもうまくいかなくなってくる場合がある。

50%でやっていれば、陰が出てきても
まだまだ余裕があるから、どうにでも挽回できるというもの。

僕自身、まだハッキリとこの話を飲み込めていないが、
いつも全開!と思って生きてきたので、
少々、耳の痛い話だった。

しかし、今、停止しているなかで、
動き出すときは100%全開ではなく、
50%で走り出してみようと思うことが出来た。

きっと、その方がうまく行くのだろう。

そんなことで、2011年もいろんなことがありました。
先ほど、熊野神社に2011年の御礼をしてきました。

と、書いていたら2012年になりました。
Happy New Year!

-MARK'S LIFE:日常