今日、ダイアログ・イン・ザ・ダークなるところへ行ってきた。
行ってきたと言っても、ウチから目と鼻の先で、徒歩5分程度の所だけど。
でも、そんな場所に、こんな事をやっているところがあったなんて!
と、驚きだった。
何をするところかというと、一言で言うと「暗闇体験」
暗闇というと「薄暗い」というのが一般的なイメージだが、
ここの暗闇は違う。「真っ暗」なのだ。
全く見えない世界。その中で、歩く、触る、二人三脚、丸太を渡る、キャンプファイヤー(といっても火は見えない)吊り橋を渡る、靴を脱いで座敷に上がり、お茶やワインを飲んで、その後、間違えずに靴を履く。
などなど、およそ体験できない。というか、日常で普通にやっていても、
全く見えない中で体験すると言うことは、きっと一生ないであろう事を体験する。
普段、どれだけ視覚情報に頼っているかがわかる。
僕の感じたところでは、視覚情報に90%以上は頼っている。
他の器官は、視覚+○○という風に、視覚の補助的な役割しか使っていない感じだった。
しかし、聴覚や臭覚、触覚、味覚などの感覚を研ぎ澄ますことをしていけば、
すごい感覚を養えるだろうなと思った。
さらには、テレパシーなどの超能力と言われている感覚や、
ガンダムのNewタイプなどの能力なども開花するのではないか?
今回の参加では、視覚障害者のアテンド1名+僕を含めて5名で参加したのだが、
終わってからも、話が途切れることはなく、なぜかずっとみんなと一緒に居たい感覚になっていた。
とても不思議な体験だった。
これは、ぜひ多くの人に体験してもらいたい。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/