ネット検索しても、Youtubeで調べてみても、ムカデに噛まれたときにポイズンリムーバーを使うという情報は出てこない。
まあ、どうすればいいのか?という人に対して、ポイズンリムーバーなんていうレアアイテムの使用を勧めても、そもそも持ってないわけなので、そんな情報は出てこないのだろう。
でも、予防のための情報としてポイズンリムーバーの情報が、もっとあってもいいと思うのだ。
今回、うちの奥さんが寝ていると、何かに刺された!ってことで飛び起きた。
布団をパタパタやると、でかいムカデがポロリ。
で、で、デカイ!
速攻で殺そうと踏みつけてみたが、やはり、でかいやつはそう簡単には死なず、逃げられてしまった。
少し探ってみたが見つからず。
それよりも、奥さんの方は、針で刺されたような痛みに苦しんでいる。
刺された場所が、、、、マズイ!
なんと顎
顎の何がまずいかというと、ムカデに噛まれるとかなり腫れる。
腫れが大きくなってくると、首の方にも腫れが広がって、最悪、呼吸困難に陥る可能性がある。
ってことで、悠長なことを考えている暇はなく、速攻、病院へ行く判断をした。
が、この日は、日曜の早朝、病院が開いてない。
検索すると、休日や夜間の救急を行なっている病院がある。
しかし、休日担当医院と書かれた場所は、整形外科。
これじゃあダメだ。
他には?と、探すと、松山市民病院が救急に対応していた。
時間を戻して、刺された直後。
ムカデを取り逃してすぐ、ポイズンリムーバーを取り出し、毒を吸い取る。
うちには、家に一つと軽トラに一つ常備している。
ムカデに刺されてから2分後あたりにポイズンリムーバーを30秒間2度行なった。
血が5滴ほど吸い出された。
その後、熱めのお湯で患部を洗い流し、最強ステロイドのデルモベートを患部に塗布。
さらに、その幹部周辺をラップで覆い、吸収率を高めると同時に、空気に触れるのを遮断した。
この処置が適切なのかどうかはわからないが、とにかく、今回はこれで腫れずに治った。
ということで、この方法を箇条書きにしておく。
- ポイズンリムーバーで、血液と一緒に毒を吸い出す
- 熱めのお湯で洗い流す(アルカリ性の石鹸を使うといいらしい)
- ステロイドを塗布
- ラップで密封し空気を遮断、浸透性を高める
- 必要を感じれば病院へ行く
という具合。
ポイズンリムーバーとステロイドは、なかなか常備されていないだろうが、やられる可能性のある人は、ぜひ常備しておいて欲しいところ。
まず、ポイズンリムーバーは2、3,000円程度で、Amazonでもどこでも買える。
それに、ポンプの中に血液などが入ってしまわない限り何度でも使えるので、効果が高くコスパがいい。
問題はステロイドだが、薬局でも市販品が売っている。
市販品は、ステロイドの強さからすると、比較的弱めらしいのだが、うちに常備しているのは、危険なほど強力な最強ステロイド デルモベートである。
こいつを一つ常備できればいう事はないのだが、医師から処方箋を書いてもらうのは難しいかもしれない。
でも、まあ、市販品でもステロイドを常備しておくほうが良い。
僕がムカデに刺された時は、痛すぎて起きていられないほどだったし、晴れも酷かった。
これは、ポイズンリムーバーで、どの程度、毒を抜き出すことが出来るかにかかっているような気がする。
まさに時間との戦い。
僕の時は、草刈りのために軽トラで家を出て山の麓にいるときにやられた。
当時は、軽トラにポイズンリムーバーは置いておらず、家まで戻る必要があり、その間10分強の時間で毒が回ってしまった。
今回の奥さんの場合は、2分程度。
ずっと前に、スズメバチに刺された時も、2、3分程度でポイズンリムーバーをやったことで、まったく腫れずに済んでいる。
やはり、ポイズンリムーバーは、毒虫に刺された際の最強アイテムだろうと確信した。
P.S
ポイズンリムーバーは、たくさん種類があるけれど、僕が使っているのは、その中でもお値段高めの『ASPILABO(アスピラボ) アスピブナン』というもの。
すぐに使える、ミスなく使える、確実に効果を発揮できると考えて、この商品を選択。一応、おすすめ。
