水問題!新アイテム導入

しばらく前に、豪雨によって貯水タンクが泥水だらけになってしまい、浄水器でも濾過&殺菌出来ずに、奥さんが体調を壊してしまうという問題が発生した。
原因は、豪雨だけではなく、ろ材を新しくしたり、倒した木をしばらく放置してしまっていたり、西日本豪雨によって沢の流れが変わってしまったものを、そのままにしていたりと、いろいろな要因が重なった。
その結果、沢から溢れ出た泥水が、タンクに流れ込んでしまったのである。

5月に雨センサーを導入して、雨が降ったら取水を停止するという仕組みを作っていたが、沢から溢れた水がタンクに流れ込んでしまっては、それも無意味だった。
そこで、倒木の撤去と沢の流れを西日本豪雨前と同じようにユンボで掘削し流れを整えた。
それによって、沢の流れをタンクから遠い場所にすることができた。

ただ、この間、雨センサーの制御だけでは問題が解決しないことに気がついた。
雨センサーで雨が降ると取水を停止し、その後、12時間は停止、水が透明になったあたりの12時間後に再開というプログラムにしていたのだが、豪雨の時には、これが通用しない。
豪雨となると12時間経過しても、水が濁ったままということもある。

そこで、雨センサーをやめて、濁度センサーを導入した。
これなら、水が濁っている間は、取水を停止して、透明になったら取水するということができる。
濁度センサーなんていうものが、素人のDIYに活用できるなんて思っていなかった。
正直、中国様様である。(日本製はとっても高価で素人DIYではとても使えない)

そしてもう一つ。
問題は、濁りだけではない。
目には見えないが、最大の敵となるのが菌である。

今回起こった問題は、濁りだったのだが、濁ってしまったせいで、浄水器についている紫外線殺菌装置が、本領発揮できなかった。
透明な水であれば、紫外線がしっかりと水全体に届き殺菌されるのだが、濁ってしまっていると、十分に殺菌されない。
もちろん、紫外線を通る前に、活性炭フィルターなどで濾過するのだが、濾過しきれないほど、微粒子が混入してしまっていたのだ。

濁りに関しては、濁度センサーで、人間には簡単に判別できないほどの微細な濁りに対しても取水を停止するようにしたので、これは解決。
次に、透明な水の中に紛れ込んでいる菌に対して。
水が透明ならば、浄水器の紫外線殺菌で十分に殺菌できるのだが、念の為、この紫外線殺菌装置を単体で、しかも、浄水器に付いているものの10倍の威力の紫外線殺菌装置を導入することにした。

これを、貯水タンクからすぐのところに取り付け、飲み水以外の原水もすべて、完全に殺菌することにしたのだ。
で、この結果が今日届いた。
「あれ?何か間違えたかな?」と、一瞬、水質検査の結果を疑った。
それは、一般細菌=0、大腸菌=検出されずという結果だったのだ。
一般細菌が「0」って、、、と思ったが、強力な紫外線で殺菌されてしまえば、菌を一匹も逃すこなく蛇口まで運んでこられるというのは、現実に可能なのだと思えた。

ちなみに、一般細菌は100以下であれば問題なし。
純水に近い水を作ることができる、逆浸透膜式の浄水器でも、一般細菌=12(紫外線殺菌装置設置前)だったのだが、驚きの結果だった。

そして、最後、今まではAmwayの浄水器だったのだが、実際、濁った沢の水が入ってしまっては、やはり浄化するのは難しい。
もちろん、今回のような豪雨で、不測の事態が起こらなけれb十分な性能なのだが、それでも、不測の事態に備えて、先にも書いたように逆浸透膜式の浄水器を導入した。

逆浸透膜式というのは、めちゃめちゃ穴の細かいっていうか、穴なんか空いてないだろ!っていうほどの『膜』に、ポンプで圧力をかけて、無理くり『膜』を通過させて水を濾過するというもの。
これで取れるものは、粒子などはもちろん、菌も除去できる。
のだが、欠点は、水の中に含まれるミネラルなども取れてしまい、純水のような水になってしまうことである。

それでも、どんな時でも飲水を確保するために逆浸透膜式の浄水器を選択したのだ。

と、いうことで、濁度センサーによって、濁った水をシャットアウトし、大型の紫外線殺菌装置で、ガッツリ殺菌。
さらに、不測の事態に備えて、逆浸透膜式浄水器で、とにかく何もかも除去っていう仕組みにしたぞ!ってことでした。


-MARK'S LIFE:日常