映画「おくりびと」を見た。
数々の賞を受賞しているようだが、
みんな、なにをどう評価しているんだろう?
僕は、納棺師の仕事の「型」に注目した。
プロフェッショナルとしての細かく繊細な動き。
そして、気配りと思いやり。
僕も、撮影スタイルを10年間かけて確立してきた「型」がある。
それは、撮影するために無駄がなく、スタイリッシュで、
最高のクオリティーを実現するために、徹底的に考えてきたものだ。
品質と見た目の美しさの両方を兼ね備える究極の「型」
先日書いた「能」や「俳句」も同じだと思った。
おくりびとの中に、自分と同じプロフェッショナルの息吹があるのを感じながら見ていた。