ようやくシイタケが出来始めた。キウイも発見

11月後半になると、シイタケが顔をだす、、、はずだった。
この冬は、11月後半になっても、12月になっても、シイタケがまともに出てこなかった。
もう、今年は出てこないのかな?
と、思っていたら、昨日、ニョキっと出てきていた。

寒くなってくると出てきて、真冬到来で一旦休んで、初春にまた出てくるというのが通年で見られる光景だったが、今年は、大寒波が来るっていうのに出てきちゃってる。
う〜ん、シイタケ菌の気持ちがわからんが、とりあえず、食べてみた。

カーッ!やっぱり、うまい。

肉厚でジューシーな原木シイタケ、最高である。

あれっ?キウイ?

昨日のブログ記事に書いた、貯水槽のある場所に続く道の脇。
ふとみると、キウイらしきものが成っていた。

茶色の丸っこい玉がキウイ。椿の木に絡みついている

以前、麓に住むイチローさんが、自然薯を掘りにきてくれた時に「これは、キウイのツルだ」と言っていたのを思い出した。
実がついているとよくわかる。
二つだけなのかなぁ?
せっかくなので、採って食べてみようと思う。

もう終わったが、なめこも美味しかった

冬の始まりにシイタケは出なかったが、なめこは大量発生した。
ずいぶんと昔、どこかの田舎(新潟だったかな?)で、原木なめこの味噌汁を食べた時、あまりにも美味かったことが記憶にあり、いつか、なめこをやりたいと思っていた。
で、一昨年、なめこの原木を仕込んだ。

『なめこは、一斉に出て、毎日収穫しなければならない』と、原木栽培の説明書に書いてあった通り、一本の原木から、気持ち悪いほどなめこが出る。
で、一日、収穫しないと巨大化して傘が開いてしまう。
もちろん、傘が開いても食べられるが、やっぱり、その前の丸っこい傘の状態の時の方が、濃厚な感じがする。

シイタケのように、乾燥できるのか不明だったため、平らげたのだが、、、
どうやら、乾燥させて保存ができるようだ。
来年は、頑張って平らげないで、乾燥させて保存してみよう。

買った方が、安くて手間無しだが、、、

都会のスーパーには、原木しいたけも、原木なめこも売っていないが、今では、ネットで産地から直接買えるようになったので、原木しいたけやなめこが特別プライスレスな食材でもなくなった。
買えば良いのだ。

スーパーで買うキノコとは、価格はまったく異なるが、その分、味は異次元である。
結局、物は買った方が手間なしで、実際にそれを手に入れるまでのコストから考えたら買う方が安い。

原木しいたけやなめこを作るには、木を切って、穴あけて、菌を仕込んで、、、と、一見、コストがかかっていないように見えるけど、現実には、木を切るためにはチェーンソーが必要だし、穴を開けるためにはドリルが必要。
運ぶためにはトラックが必要で、もちろん、菌は買うのだが、年に2、3回の楽しみのためであれば、商品になったものを買った方が安上がりである。

それでもメリットはある。
それが、時間と満足感だ。

『採れたて』というメリットは、現代でもなかなか買えない。
朝収穫して、昼には店頭に並ぶということを実現しているお店もあるが、世の中の99.99%のお店は、収穫から2、3日経過したものが並んでいるのだ。

そして、最も大きなメリットが満足感である。
「やったったぞ!」というコレ。

お金で買う場合は、その満足感は、ほぼゼロ。
あまりにも高額な商品、家や車などは、それを手に入れるため、お金を稼ぐという努力があるため、満足感が得られるだろうが、食材に対してはほぼ皆無だろう。
どんな人であっても、買えない金額ではないのだから。

でも、作るとなると話は別。
まず、その場所から確保しなければならないし、山に入るとか、木を切るとかいう、今までにない経験が必要だ。
その過程の上に成就するため、満足感を得られるのである。

-MARK'S LIFE:日常, SEASONAL FOOD:季節の食べ物
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