トラさん(軽トラ)掘った溝に落ちる

トラさん(軽トラ)で山道を登ることができるようになったが、課題はまだまだある。
その一つが、延々とやっている湧水の処理なのだが、そのために山側に溝を掘った。
ただ、岩盤の土に埋もれた部分というのは、常に湿っているからなのか、石なのに結構もろく、ユンボのバケットで引っ掻くと砕けて、それを道に敷くと滑り止めになる。
ってことで、削れる部分を削っていったら、結構深い溝ができてしまった。

掘った溝は埋め戻すのだが、土で埋め戻してしまっては、排水ができない。
そこで、大きな石を持ってきて溝に詰め込んで、その上に、小さい粒の石を敷き詰めてから土をかぶせようという考えなのだが、それでうまくいくのかどうかは不明。

それはさておき、その溝にトラさんが落ちた。
落ちたと言っても、運転が下手クソで落ちたわけではない。
坂の最後の最後、湧水が最も多く出ているにもかかわらず、カーブしていて、さらに最も急勾配という難所が登れず止まった。
止まったのはいいが、ちょうどカーブを過ぎたあたりだったため、ハンドルを切って元の位置に戻って行こうとしても、ズルズルとタイヤが滑って、ズルズルと溝に落ちていったのである。

後輪が落ちてしまったが、前には全く進めないので、結局、溝に落ちたままバックして、坂を降りて行こうと考え、前輪も溝の中へ。
斜めに傾いたまま降ろうとしたのだが、なんと、車体のハラが地面に接触していて、後ろにも行けなくなってしまった。

ってことで、トラさん単体ではニッチもサッチもいかなかったため、ジャガくん(林内作業車)登場!
ジャガくんに装備されているウインチを使って、トラさんを引っ張った。
ということで、無事救出は成功した。

元はと言えば、坂を上がれないってことが問題なのだが、うちのトラさん、すでに製造から30年以上が経過している年代物。
そう思うと、今の最新の軽トラ四駆なら行けるのかもしれない?とも思えてくる。
四駆の中でも、デフロック付きだったり、スズキの軽トラには、ジムニーと同じ機能が備わっており、走破性が格段に上がっているようなのだ。

しばらく前にジムニーチャレンジで、前世代のジムニーシエラ でチャレンジしたが、同じ場所で断念した。
それから、道の整備をして、トラさんでも上がれるようになったのだが、雨が降ってしまうとアウト。
さらに、ここ最近は気温が低く、水が凍っていて昼間でも溶けることがなかったため、道は常に濡れた状態のままになってしまっていたのである。

それでも、新しい軽トラなら、、、
最新のジムニーとか、クロカン四駆とかなら行けるのだろうか?

山に来て4年半が経ったが、しばらく前からSUV欲しい。
こんな坂道でもガンガン登れるのかもしれないという思いを持ちながら、日々、カーセンサーとにらめっこしている。
あ〜、車欲しいなぁ。
でも、車だけで3台もあるんだよなぁ。
それに、山登るだけのために買うのもなぁ。
あ〜、でも車欲しいなぁ。。。

-MARK'S LIFE:日常