雪だー!緊急事態宣言も

雪が積もった!
嬉しい。
とは言っても、ほんの数センチ。
でも、1月初旬でこの調子なら、今季は、結構積もりそうだな。
ワクワクする。

「イーヌは喜び、庭駆け回る・・・」
これって、歌の中のことだけじゃなくて、本当に、犬は雪が好きらしい。

FANも、僕が朝4時過ぎに目を覚まして、外にある冷蔵庫に牛乳を取りに出ると
「クン、クーン」と鳴いた。
なんだ?うんこかな?そう思って、ヘッドライトを点けて、犬小屋の方へ行くと、FANのワイヤーが引っかかっていた。

今まで、こんなところに引っかかることはなかったのに、もしかして、雪が楽しくて、外で遊んでいたのだろうか?
その証拠に、雪の上の至る所に、FANの足跡があった。

引っ掛かりを外してやって小屋に戻してから、僕も戻った。

9時前、雪は降っているが、ボチボチ犬の散歩とヤギを外に出すため、小屋を出ると、そこに見た顔が居た。
下のしいたけ畑のところのワンコであるアグリだ。

「この雪の中、しいたけ取りに来ているのかなぁ?」と、思ったけど、
車の音もせず、人がいる気配がない。
アグリ、、、一人で来ちゃったのか?

まあ、いいやってことで、ヤギを草のあるところに連れて行き、せっかくなので、FANとアグリを連れて散歩に出掛けた。
この雪の中、二匹は楽しそうである。
山を登ったが、やたら滑るので、適当なところで引き揚げて来たが、二匹の楽しそうな姿を見ていると、雪の中でも散歩に連れて行ってやりたくなるものだ。

真っ白な、なんの足跡もついていない雪に、二匹と僕の足跡が刻まれていく。
犬たちは、はしゃぎまくっているので、足跡というよりは、グチャグチャになっているだけだったが。

山は静かで、ヤギがムシャムシャと葉っぱを食べる姿と、二匹の犬がはしゃぎまくっているのと、のんびりと時を過ごす僕がいるだけで、とっても平和な中、都会では、またも、緊急事態宣言である。

緊急事態宣言、今度はどうなる?

1ヶ月の緊急事態宣言。
僕の期待は「給付金くれよ〜」という、卑しい考えであるが、しかし、このままでは、多数の店が閉店、企業が倒産するのは目に見えている。
前回の緊急事態宣言は、とんでもなく大事だったが、それでも、正常な状態からの緊急事態宣言で、まだ、お店も企業も体力があった。

しかし、今回は、どうか?
すでに、潰れそうで、なんとか凌いでいるような店は、もうダメかもしれないし、企業も、厳しいだろう。
そして、人々も「生きていけねー」って人たちも多くいるかもしれない。

いや〜、とんでもないことになっちゃったなぁ。
僕はといえば、会社が東京なので、もちろん、ダメージはあるが、僕個人としては、呑気なもので、何も変わったことはない。
しいていえば、店に入る時に、マスクしなきゃならないのが面倒ってくらい。
あと、薪割りや助っ人に来てくれる人が、とっても少ないことが嘆き。

こんな大変な状況下であるが、僕は、昨年からワクワクしっぱなしである。
こういう大事が起こると、必ず、新しい世界ができる。
そんな新しい世界にワクワクしているのだ。

元に戻そうとする年寄り連中は、今回は、なんとかして退いていただいて、若者を中心とした新しい世界を確立していかなきゃならない。
そのためには、ITやAIなどの活用が、爆発的に進み、エンジニアやデザイナー、WEBクリエイターなど、若者が得意とする仕事の需要がどかーんと増えていき、そんな人たちが世界を引っ張っていくっていうのがいい。

そして、若者たちは、自然環境や昔ながらのものに興味を示して、ディアルライフやハイブリットライフをする。
今までの価値観と大きく異なった価値観を持ち、誰も見向きもしなかったものや、すでに捨てられた古臭いものを拾い上げて、新しい価値を見出していく。

自分事で恐縮だが、僕が、そうした若者を導く手助けができれば嬉しいのだ。
誰も見向きもしなかった、価値の低い「山」という資源。
日本にとって、山は、とてつもなく重要な資源なのに、見捨てられているのである。
この山を、復活させたい。
そのためには、若者に山に来てもらわなければならない。

そして、薪で火を起こし風呂を沸かしたり、薪ストーブだったり、薪釜で調理をしたり、すでに捨てられた古臭く面倒なことを、楽しんでやることができるものへと変えていきたい。
ハイブリッドライフなら、やりたい時にやって、やりたくない時は、文明の力を活用すればいいから、気が楽なのだ。

そんなわけで、世界がめちゃくちゃになった、その先に、新しい世界が待っていると思うと、本当にワクワクしてしまう。
新型コロナウイルスの脅威や、緊急事態宣言下での業績の低迷など、そんなことはどうでも良くて、新しい未来に対する希望しか見えていない。
あー、楽しみだなぁ。

-ANIMAL:動物, MARK'S BRAIN:思考, MARK'S LIFE:日常