朝、入り口から外に出ると、目の前に横切るものが・・・
んっ?ロープか? と、思ったら、ニョロニョロニョロ。
へ、へ、ヘビだーーー!
もう、朝から、超ビビった。
放っておいても、大概、どこかに行ってしまうが、そこらへんにいて、不意に噛まれたりしたら嫌なので、御退散いただくことにした。
ヘビの種類的には、たぶん、青大将だと思うので、攻撃的ではない。
ただし、どこかに潜んでいて、意図しなくても刺激を与えてしまった時には、噛んでくるかもしれないので、どっかにポイしておく必要はあるのだ。
ってことで、ヘビさんお願い御退散大作戦を決行した。
いつも通りではあるが、本題に関する内容はほんの3分。
残り7分は、ダラダラと喋っている。
7分間、何を喋っているか?
見るのは面倒だという方のために、ここに書いておく。
山ビワの実、ハクビシンにすべて食べられた!
まだ、実が青いうちから、大きいビワの木にたわわに実っていたビワの実が、すべてハクビシンに食べられてしまった。
電気柵を張ったり、周辺の木を伐採したり、草刈りをしたりしたが結局だめ。
昨年は、ビワもスモモ、柿もやられた。
結局、柿4個だけは死守したが・・・
この山に来て、こうした、害虫や害獣をどうやったら殲滅できるか分かってきた。
それは、出てきたものを捕まえたり殺したりしているだけではキリがない。
その生物の、生息環境を徹底的に破壊するというのが、最も効果的である。
そうすれば、生存できる環境のある場所へ移動する。
それが現実になっている場所が『都会』である。
しかし、同時に、その環境に適応した生物が繁殖する。
それが、都会では、ヤブ蚊、ハエ、ゴキブリ、ネズミ、ハト、カラスなどだろう。
なんと言っても、天敵がいないのだ。
徹底的に、やってしまうことで、特定の害虫・害獣はいなくなるが、別の害虫・害獣が出現することを考えると、やりすぎれば、自然の生態系が崩れてしまうということが分かる。
害虫・害獣が生息しにくい環境にし、天敵が住みやすい環境を作り、自然の生態系を人間がコントロールしていけば、多少は害虫・害獣は出るだろうが、それが、最も人間が生きやすい環境となるのではないかと思う。
多分、それが、『里山』なのではないだろうか?
里山は、人間が暮らしやすいように環境を整えてありながら、自然の虫や動物も完全には排除していない。
僕は、里山よりも、山だけど・・・
P.S
ちなみに、僕のとこには、ヤブ蚊はほとんど見かけない。
その代わり、吸血バエ3種、ヌカカ・ブヨ・アブが出るけど。
あと、ゴキブリはまったくいない。
ネズミ、ハト、カラスは、居るにはいるけど、多くはないな。
天敵がいれば、どの種も、極端に多くはならないのだろう。
もう一つ、新型コロナがどうなのかはわからないが、ウイルスなんかに関しても、似たような現象にあるのではないかと思う。
徹底して菌やウイルスを殺すことで、耐性のある菌やウイルスに変異してしまう。
結局、人類はいたちごっこをしている。
都会という場所の考え方を、見直さなければ、人類が自分たちを「自然物」であるということを忘れ、いつか、人間は人間をも住むことができない環境にしてしまうのではないかと、僕は危惧しているのである。
と、言っても、その頃には、僕は、もう死んでるけどね。