中華クオリティー、まだまだだけど、確実に、良品へと近づいている。
価格面では、日本製品も、世界の製品も中華製品には勝てていない。
今までは、「安かろう悪かろう」だったので、いくら安くても手を出すのには、躊躇があった。
しかし、昨今、中華製品のクオリティーがぐんぐん上がってきている。
日本メーカーはもとより、世界中のメーカーの製品は中国で作られているため、中国は、そうした世界中のノウハウをぐんぐん吸収し、安くてもまともな製品を世に送り出すようになってきた。
もちろん、まだまだ、世界は遠い、本当に良い製品が欲しい人は、まだ、中華製品に手は出さないが、いつかは終わる。
高度成長期を過ぎたあたりの日本のように、世界を席巻してしまう日が来るかもしれない。
本題は、ダンプにバックモニター装着したって話。
ダンプには、でかいミラーが左右についている。
前側の下を見ることができるミラーも付いている。
しかし、真後ろが見えない。
それならば、バックモニターなど、標準装備で良いような気がするが、これが、そうではない。
オプションにもあったかどうか?
ナビがないのだから、バックモニターもないってことなのだろうか?
一昔前だったら、バックモニターが欲しければ、ナビを入れて、バックカメラを装着する方法が当然だったかもしれない。
その場合、安くても、出費は15万円?というところだろうか?
しかし、現在は、10分の1のコストで済んでしまう。
今回、装着したバックカメラとモニターセットで、16,000円。
安いものなら1万円を切っている。
これが、中華製品の力だ。
耐久性は、まだわからないが、画質は、まったく問題なし。
さらに、カメラからの映像は電波によって受けるため、面倒な配線はない。
モニター側の電源をシガーソケットから取り、カメラ側の電源は、バックランプに接続するだけ。
カメラから、キャビンまで配線を伸ばさなくてもいいと言うのは、非常に楽である。
最初に接続した際、映像が映らなかった。
原因は、電波が届かないのだと思ったが、そうではなかった。
製品に付属していた、結線用の金具と、銅線の太さがまったく合っていないことが原因だった。
まあ、これも、相変わらずの中華クオリティーである。
しかし、少し仕組みがわかれば、この程度のことは、チョチョイで解決可能だ。
僕は、結線金具を使用せず、ハンダ付けをして、無事接続できた。
以前にも同じようなことがあったことを思い出した。
ライトか何かが点かなくなったため、蓋を開けて中を見てみたら、基盤にはんだ付けされている銅線が切れて取れかかっていた。
そこを、ハンダを増してつけてあげるだけで解決。
さらに、やたら細い銅線を使っていて、電力がしっかりと供給できていないと言うものもあった。
これは、太めの銅線に換えてあげるだけで正常作動した。
真後ろが見えるようになって、危険察知できるようになった
バックモニターを装着することで、真後ろが見えるようになった。
特にダンプは、荷台の背が高く、真後ろに子供がいても、まったく見えない。
当然、物があっても、荷台の幅よりも細ければ確認できず、とっても危険なのである。
これで、安心してバック出来る。
それにしても、しっかりと電波が飛ぶのには、少々驚いた。
まあ、製品として売っているのだから当然といえば当然なのだが、カメラからモニターまで、鉄・鉄・鉄だらけで、電波が妨害されてしまうのではないかと思ったが、まったく、その心配は無用だった。
うちのダンプなどは、トラック用バックモニターを装着する中でも、最も電波を飛ばす距離が短い部類。
トレーラーや、キャンピングカーでもいけるらしいので、相当、強い電波を発しているのだろうと思う。
そこらへん、なかなか、やるもんだと感心してしまった。