昨日は、一日断続的に雨が続いた。
天気予報でも、丸一日雨予報だったため、僕は、家から出ないで、ビデオ編集をすることにしていた。
雨は、ずっと降り続くわけではなく、降っては止み、降っては止みと繰り返していた。
午後、雨が止んでいたことに気がついて外に出た。
すると、下から、OPERA(オペラ:オスヤギ)とFAN(ファン:犬)が上がってきた。
「あれっ?CHAR(チャー)は?」
チビヤギが着いて来ていない。
いつも、OPERAにベッタリと着いているのだが、一緒に来ていない。
しばらく待っても来ない。
「こりゃ、置いてきぼりにされて、道に迷ったか?」
そう思い、CHARを探しに出掛けた。
OPERAが、ここに来た当時にも、同じように道に迷って帰ってこなかったことがあった。
下に下がって行ったはいいものの、途中の分岐で道を間違えてしまって帰れなくなってしまったのだ。
この時は、そうとは知らず道沿いを探したがいなかったため「もしかして、道を間違えて...?」そう思い、炭焼き小屋へ続く道を歩いていくと・・・居た。
今回も同じようなパターンではないかと思い、炭焼き小屋へ行ったが居ない。
さらに、その奥へずーっと入っていったが見つからない。
もっと下に、もう一つの分岐点があり、そちらも行き止まりになるまで探しにいったが居なかった。
下のダムまで、名前を呼びながら降りていったのだが「メェ〜」という声は聞けないままだった。
一夜明けて
CHARが、道を逸れて山に入っていってしまうとは、なかなか考えられない。
なので、道を戻ってくれば、何度か間違えたとしても、うちにたどり着く可能せはある。
もしくは、動けずに、どこかの廃屋でじっとしている可能性もあるが、それなら、呼べば出てくるか、声を出すかするのではないかと思ったが、全く見つからず。
夜が明けて、もしかして戻って来ているかな?
と、期待したが居なかった。
朝、もう一度探しに出掛けたが、結果は同じ。
一体、どこにいってしまったのだろうか?
すでに旅立ってしまったのか?
山には、どんな生き物が生息しているのかということは、正確にはわからない。
CHARは、ヤギにしては、極小なので、小型の肉食系動物にも、捕獲される可能性はある。
そうなると、すでに天国へ旅立ってしまっていることも大いに考えられる。
昨日、今日と、やはり、囲いの中で飼うべきか?
紐で繋いでおくべきか?
などと考えているが、OPERAの今までの行動を見る限り、結局、破壊してでも囲いから出てしまうし、紐で繋ぐと、窒息する可能性も大いにあり、どちらも難しい。
もちろん、囲いを徹底して頑丈に作り込めばいいのだが・・・
これが、二匹いることで統制が取れていた。
OPERAが行くところへCHARも着いていくので、どこかにいってしまう可能性はなかったのだが、結果として、CHARを行方不明にさせてしまった。
今日、明日、あたりで見つからなければ、犬のように帰ってくることは期待できないだろう。
「あ〜、CHARどこに行ってしまったのだろう・・・」
P.S
OPERAは、悲しんでいるのか?寂しがっているのか?落ち込んでいるのか?
小屋に入ったまま、まったく出て来ようとしない。