ニューヨークで話題の店「Katz's Delicatessen」へ行ってきました。
ここは、NYで最古のコーシャーデリだそうで、
何のことかはわかりませんが、とにかく1888年創業の古い店だってことは分かります。
ここの名物は「パストラミ サンドイッチ」
予習でメニューを見ていますが、
とりあえず、このパストラミサンドイッチにありつければヨシってことで、
向かいました。
カッツデリは、今まではあまり足を運んでいない、
ロウアー・イーストサイドにあります。
チャイナタウンとかリトルイタリーのちょっと上。
そして、SOHO地区のちょうど東に位置します。
余りめぼしいものがない地区なんですよね。
電車も通ってないし。
周りの建物も、マンハッタンの他の地区に比べると低くて、
空き地も目立つような気がします。
最寄りの駅から歩いて6、7分でカッツデリに到着です。
まずは、いつものように外から中の様子を観察します。
が、ガラスに反射して、あまりよく見えません・・・困った。
入り口にそっと近づいて中を覗くと・・・
結構、お客さんが入っていますね。
でも、注文する場所らしきところは、それほど混み合っていません。
「ん～、ちょうど入り時かも」
その時、年配の夫婦が入って行きます。
入り口を入ったところに、なにやら書いてあります。
「なになに・・・、単語は簡単なんだけど意味をはっきりつかめません。う～む」
と、そんなことをやっていたら、別のお客さんが来てしまいました。
あー、えー、こりゃ、入るしかないな。
いざ、入ります！とりゃ
まず入ると、何かを配っています。
何だか分かりませんが、受け取ります。
チケットのような感じですが、
なにに使うのかは、さっぱり分かりません。
もちろん入り口でおじさんが説明をしながら配っているのですが、
僕には、サッパリです。
でも、他の人の行動を見ながらやればきっと大丈夫！
すると、そのまま進んで注文するみたいですね。
「SANDWHICH ODER」と書いてあるところで、
サンドイッチを注文したらいいんだな。
メニューが上にありますが、
そんなのを見ていても、時間がかかるだけなので、
予習通りに「パストラミサンドイッチ」と初老のおじさんに注文します。
どうやら一発で通じました。
こうした人気店は、いろんな人たちがガイドブックを頼りにくるし、
頼むものは、ほとんどが「パストラミサンドイッチ」だろうから、
なんだか言ってることがわからなくても通じるものです。
サンドイッチを作っている途中に、
お肉を小さく切って、味見用に目の前に出してくれます。
「パクッ、モグモグ・・・うん、なかなかいける」
「Are you From?」
「Japan」
「こんにちは。ありがと」
思い出してみると、年配の方は結構日本語を知っているような気がするなぁ？
日本語で言われると、ちょっと安心します。
でも、僕でも中国語なら「ニーハオ、シェイシェイ」
韓国語なら「ヨブセヨ、カムサミダ」くらいは言えるので、
日本語だから、どうだってことはないかな？
でも、ちょっとしたことだけでも感じる感覚は違うものです。
さて、出来ました。
パストラミサンドイッチです。
にくにくしーい
そして、付け合わせの浅漬けのピクルス。これも、美味い！
このサンドイッチ、お値段 $16.59
ワォ！さすがに人気店価格です。
儲かりますなぁ～
これに、ペットボトルのお水＋税金で$20超えです。
でもまあ、記念に。
その後、せっかくなので、ロウアーイーストを東へ抜けてみることにしました。
テクテクと歩いていると、女子中学生か女子高生っぽい女の子たちとすれ違います。
「うーん、可愛い」
その中でも、ずっと後のほうで一人で歩いて来た女の子が
とても可愛かったなぁ。ロウアーイーストサイドいいかもなぁ。
学校でもあるんだろうか？
そう思いながら東に向かって歩いていくと、
団地のような場所があります。
似たような建物が永遠と続いています。
こうしたところは、大概低所得者向けの住宅なんですよね。
日本もアメリカも同じです。
そして、川沿いまで出ると・・・
あー、野球やってます。
川沿いは公園になっているのですが、
野球場やバスケットコートなどがあります。
あっちでも、こっちでも若者たちがスポーツに励んでいます。
いい風景ですね。
って、それよりも、ニューヨークに春は、
なかったようです。あっつい！
裸の人たちもたくさんいます。
（トップレスとかネイキッドではないですよ）
暑いので、早々に引き上げることにしました。
電車は通ってないので、バスに乗ってユニオンスクエアまで行き、
そこから5番街に電車で北上です。
5番街に到着！
今日は、ここで人間観察です。