New York 20日目 5番街からユニオンスクエア「Union Square Cafe」へ

5番街に到着すると、相変わらず人がすごい。
まずは・・・トイレだな。
ニューヨークの駅にはトイレがないので、
トイレ探しは、課題の一つだ。

デパートなどの複合施設には必ずあるが、
どれがそれなのか?
ビルばっかりでさっぱりわからないし、
適当にはいるわけにもいかず・・・

一番近いのは、ホテルかセントラルパーク。
ここは、やっぱりゆっくり快適にできるホテルに行こう!
ってことで、結構歩いて結局いつものヒルトンへ
ふ~

車に乗っている時も結構トイレは困るんだよね。
高速に乗っている時は、PAやSAがたくさんあるので、
どうということはないけど、下道の時。
日本ならコンビニっていう強い見方がある。
アメリカでは、どうなっているんだろう?

まあ、いいや。
今日のトイレ問題は解決した。

さて、今日は意外にもスタバへ初入店。
ほとんどの店は、冷房ガンガンで寒いくらいだけど、
スタバに入ったら・・・む~ん。
なんじゃこりゃ?冷房壊れてんのか?
外より暑いよ。

でも、まあいいか。
「えーと、Cafe Mocha ice」
「・・ice・・・・・」
うーん、やっぱりわからんけどiceだけ聞こえた。
iceなの?って確認しているのかな?
それとも、カフェモカにアイスはねーよっていってるのか?
さっぱりわからんなぁ。
「あー、あー、あいす」と、一応言ってみた。
大丈夫かな?あー、あとはサイズだな。
「えーと・・・」
「4.84ダラーズ」
「あらっ、サイズいう前に・・・決められちゃった」
そっか、さっきはサイズは?って聞いていたのか?
まあいいや。

レシートを見ると、ちゃんと「Gr Ice Mocha」って書いてある。
大丈夫だな。

無事にカフェモカを受け取り、カウンターに座る。

photo:01


横を見ると・・・
おばちゃんが電話してる。
「このおばちゃん、僕がトイレに行く前に通り過ぎた時から電話してるから、すでに30分以上電話してんじゃないか?」
ニューヨークでは、路上はもちろんカフェや電車内で電話をしている人は多い。
しかし、あまり気にならない。どうしてだろうか?と思ったら、今わかった。

日本は、環境が静かだってことだ。

耳を済ませるまでもなく、このスタバでさえうるさい。
何がうるさいのかというと、冷蔵庫なのか?コーヒーの機械なのかわからないけど、
とにかく機械がゴーゴー言っている。
外は、車の走る音とクラクションの音。
特に、トラックやバスは轟音だ。

電車でもそう。
りんかい線はかなりうるさいけど、
すべての地下鉄路線が、それに匹敵する。
振動もすごい。

日本にいて、電車の停車の仕方が「ガックン」という止まり方をしたら、
「まったく下手だなぁ」なんて思うけど、それは、静かに止まる電車が多いからだ。
ニューヨークで、静かに止まる電車は1本もない。
そんな中では、電話の声くらいは小さいものなので気にならなくなってしまうのだろう。
ヘッドホンから漏れる音楽もしかり、蚊の泣く程度にしか気にならない。

さて、5番街で面白い人を発見した。

photo:02


自由の女神の格好をして立っている。
写真を撮ると手招きしてくる。
「一緒に写ろう」ってことだ。
そこら辺の人に頼んで撮ってもらう。
「$2よろしくぅ」
あー、ハイハイ。そういうことね。

photo:03


グアムか何処かにも、
オウムと一緒に撮影するとお金とられるっていう商売があったけど、
あれと同じだ。
お金をいれる箱を覗いてみると・・・
結構、入ってるなぁ。

まあ、衣装を用意して、この格好をして、メイクしてってことを考えると、
そんなに楽な商売ではないけど、観光客には受けそうだ。オウムよりよっぽどいい。

東京にも、もちろんホームレスはいるが、
ニューヨークにも当然の如くいる。
しかし、違うのがホームレス?かどうかわからないけど、
積極的な演技派がいるのだ。

道端で物乞いをしている人達ももちろんいるが、
積極的に電車内で営業活動しているホームレス?かどうかは定かではないが、物乞いがいる。
話している内容は、僕には理解できないが、「Help me」だけは分かる。
きっと朝からやっているのだろう。
15-20秒程度の演説?をして、袋を持って廻る。
あまり混んでいるとまわれないので、立ってる人がいない位がちょうどいい。一車両におおよそ
5、60人と言ったところだろう。
すると、たいてい2、3、4人くらいはお金を渡している。
次の停車駅まで1、2分の間に行うのだ。すると分給$1、2。
すぐに次の車両に移り繰り返せば、1時間で$60とは言わなくても最低でも$30-40は稼げる。
時給$30なんて通常の労働では絶対に無理だ。
どうりで「help me!」と言いながら、太っているわけだ。

電車の中やホームで金を稼ぐ人達は他にもいる。
音楽を演奏したり、歌を歌ったりパフォーマンスをしてお金をもらう人たちだ。
正直な気持ちこれは認めたい。
こうした人の多くは黒人だが、結構うまくて聞き入ってしまう場合も多い。
1曲3-4分聞いて$1入れるならお得だ。
これも一日どの位稼ぐのかは分からないが、悪い稼ぎではなさそうな気がする。

少しびっくりしたのが、物乞いの中には、若い女性も多いということだ。
顔を覗き込んでみると、若いというのはわかるのだが、
非常に疲れた顔をしていて生気がなく、シワがひどい。
ニューヨークは、乾燥しているので保湿しないとしわだらけになってしまいそうだ。

そう、こっちにいて気になったことはシワ。
日本にいる日本人女性よりもニューヨークの日本女性のほうがシワが目立つのが気になる。
一つは乾燥している気候
が影響しているだろう。
日本人のきめ細かい肌の秘訣の一つが湿度の高い気候にあると言われるが
あながち間違いはなさそうだ。
そしてもう一つの要因は、ストレスだと思う。
東京でもそうだが世知がない環境の中で生きていると自然とストレスを受けて、
溜め込んでしまうのではないだろうか?
特にAwayであるニューヨークでは大きいだろう。
これは、実際男性よりも女性の方は影響が大きいように感じる。

多くの日本人女性は、旦那さんが外国人かアメリカ勤務の日本人で収入は比較的多いと思われる。
旦那さんが外国人の場合は、外国の方々との交流が多いかもしれないが、
旦那さんが日本人の場合は、多くの人が日本人コミュニティーの中で生活しているのではないかと思う。
こうした狭い範囲での生活とAwayであること、さらに自分が好きでここに来ているわけではないので、特別目指すものや目標があるわけでもないだろう。
それでは、なかなか大変だろうと思う。
悠々自適に見える海外駐在員の妻もそう楽ではなさそうだ。

日本では保湿といえば化粧水が筆頭に上がるが、
アメリカでは化粧水を付ける習慣はないようだ。
まあ、化粧水はほとんどが単なる水で原価は数円だというのはよく聞く話。
アメリカでは、保湿クリームが主流らしい。
それが、日本人の肌と気候に良いかどうかはわからないが、
こっちで化粧水を手に入れるのは簡単ではないようだ。
ニューヨークの美人を検索しようと「ニューヨーク 美人」で検索したところ、
ニューヨークと東京で活躍する美容家の方のブログがヒットし同じようなことが書かれていた。
どうせつけるなら美容液はいい物が良いが、化粧水は安物で良いと。
勧めていたのが「肌研 極潤」という商品。170ml 998円という安さだ。
レビューを見ても結構評判がいい。僕も1本買ってみようと思う。

先日も書いたが、女性がペタ靴が多い。
スタバに陣取って、姿勢や歩き方のチェックをして見ると、
んー、さほど気になる人は多くないなぁ。
気になる人と気にならない人の差は何か?
それは、体の厚みの違いであることに気がつく。

身体に厚みがあると姿勢の悪さがさほど気にならないが、
厚みのない女性で姿勢が悪いとかなりスタイルの見え方に影響する。
ヒールを履くとバランスを保とうとするため、姿勢を良くしなければならず、結果、姿勢が良くスタイルがよく見える。
体の小さな女性が、かかとの高さのない靴を履いて姿勢が悪いと最悪だ。
いつも楽な格好ばかりではなく、
フォーマルな服装を定期的にすることによって訓練するのがいいだろう。
その際、ほとんどの人は孫にも衣装と言われそうなぶ格好な状態になりがちなので、訓練することは大事なことだ。
細かいことは分からないが、
アメリカの大雑把な性格からすると、日本のようにヒールの底にいれるシリコンや高機能な中敷が普及していないのかもしれない。
そのため、足を痛めやすいのかとも推測する。

なんでもかんでも欧米の真似ではダメだということは、
誰でもわかるだろうが、それが「なぜダメなのか?」「なにならいいのか?」
ということを見極めずに、真似てしまうことは残念な結果を招いてしまうことになりかねない。
ここにきて、改めて日本のよさを見ることができた。

そして、ニューヨークから日本に取り入れるといいもの、
逆に日本からニューヨークに持ってくるといいものも、
なんとなくであるが、見つけられたような気がする。

長くなったけど、夜8:30 Union Square Cafeへ
ここは、ミシュランのようなザガットというランキングで、
常に上位をキープし続ける店だ。
ニューヨークの代表的なレストランと言っても過言ではないだろう。
お相手は、今日もダンサーのYくんだ。

photo:09


8:25入店する。
受付の女性はとても感じがいい。
僕の拙い英語にも、ちゃんと聞き入ってくれる。

席数はどの位あるのだろう?
100以上は軽くある。その席が95%程度埋まっている。
今日は、月曜だというのに盛況だな。

8:40 Yくんが来た。
彼は、明日からダンスの舞台が始まるので、
今日は、リハーサルが長引く可能性があったが、
ディナーに間に合うくらいには終われたようだ。

あー、こういう店は落ち着く。
自分いうのもなんだけど、似合ってる。
パリッと仕立てられたジャケットに
磨かれた革靴、正しい姿勢。

これでこそオレだ!
と、妙に実感。

今回は、出番があるかどうかわからなかったが、
ちゃんとスーツと革靴、Yシャツはたくさん、ネクタイも持参した。
パンツは、先日買ったAGのソフトデニムにしたが、
ジャケットに袖を通して、革靴を履くと気が引きしまる思いがして心地がいい。

さて、初めて訪れる店では、
おおよそ、オススメを頼むのがいい。
ってことでオススメを聞くが・・・

残念ながら、僕の出番はない。
Yくんがいるので、スラスラっと英語で聞いてしまう。
ウエイターが答えるが、早すぎて聞き取れない。

会話ができれば、どんな味付けなの?とか、
どういったものなの?とか、いろいろと聞きながら
「じゃあ、それで」ってことになるんだけど・・・

まあ、仕方が無い。
とりあえず、オススメを全部もらうことにした。

まずは、前菜。

photo:04


これは・・・イカかな?
イカのフライ、マヨネーズタレって感じだ。

食べてみよう。
ふむふむ、まあ、普通だな。
量的には、これだけで腹8分は行きそうだ。

次は、オススメパスタ。
だそうだけど・・・

photo:05


なんか、変な形をしてる。
これが、パスタなんだ。
食べ
てみよう。

モグモグ、うん。なかなかいけてる。
もっちり柔らかで、いい感じだ。
うん、うまい美味い。

さて、最後にメインだが、
Yくんに「メインってなんだった?」
「・・・・・なんでしたっけ?」
あれっ。
メインの種類によって、頼むお酒を考えようと思ったけど
まあいいか、来てから考えよう。

来ましたー。ホタテです!

photo:06


まずは、一口食べてみます。
おっ!これはいける。
Yくんも、うまいの連発です。

これなら、味も薄めだし、
お酒はいらないな。

いやー、ホタテはうまかった。よかった。
さて、最後にデザートでも頼もうかな。

オススメの2種類を頼みます。
チョコレートムースとライムのなんか。

photo:07



食べてみます。
・・・・・これは、アメリカでした。f^_^;)
こりゃ、いらなかったな。

いやー、満足満足。
世は満足じゃ。ふぉっふぉっふぉ

これでお会計 $96.6 チップ込みで $112.9
これなら安い方だ。
まあ、デザートとコーヒー以外全部シェアだからね。
やっぱ、アメリカに来たら、2人で一人前がちょうどいいな。

と、いうことで、ニューヨークに来てから、
最も遅い23時帰宅となりました。

明日は、ちょっくら不動産屋さんに行ってみます。

-TRAVEL, WORK:撮影