Washington DC 3日目 さあいよいよ、あの方に会いに行きます

さあ、いよいよあの方に会いに行きます。
あの方とは、このワシントンDCの中で、
最も大きく、最も素晴らしい場所に居るお方。

ホワイトハウスのオバマ大統領ではなく、
その方は、こちらにいらっしゃいます。

photo:01


そう、あの方とは
「第16代 アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)」その人です。

photo:02


photo:03


デカイです!
真っ正面に見据えて居るのは、
ワシントンDCのシンボル、ワシントンDC記念塔です。

photo:04


いやー、周りを見てもらえれば分かりますが何もないです。
ってことは、ここまでスゲー遠いんです。
観光客の皆さんは、観光バスで来ていますが、
僕は、フリーですので歩きです。
晴れていれば、歩きの快適なのですが、
雨で、寒いので、大変でした。

でも、なんとかここにたどり着けて良かった。
リンカーン大統領に会えば、もうDCに未練はありません。

しかし、ホント、何にもないです。
周りにも無いですが、この場所にも何にも無いです。
リンカーン大統領の巨大な像と、壁に有名な演説が彫られているだけ。

こんなに遠いんだから、
もうちょっとなんか用意しておいてよ。
あー、疲れた。でも、ベンチもない。
外のベンチは濡れてるし・・・

心の中でリンカーン大統領に話しかけます。
「めちゃめちゃ疲れましたよ。大統領。」
するとこんな言葉が頭に浮かびました。
「私はもっともっと大変だったぞ。それしきのこと大したことでは無いだろう。あとで振り返ってみれば何のことはない、いい思い出だ。」と。

ごもっともです。m(_ _)m

少し北に行くとアインシュタイン像があると書いてありますので、
アインシュタイン博士にも会いに行ってみましょう。

あっ、いました。が・・・・

photo:05



フェンスに囲まれています。

近づいてみると・・・
あれれ?何やらやる気のなさそうな感じです。
これは、晩年のアインシュタイン博士の姿でしょうか。

photo:06


日本が大好きだったアインシュタイン博士、
自分が開発した原子力の巨大な力を持った
原子爆弾で、広島・長崎の2発によって計11万人を殺戮した。
そのことが非常にショックだったようですね。

でも、その11万人の犠牲のおかげで、
それ以外の日本人の命が救われたと考えればどうでしょうか?

特攻隊の方々も同様です。
何かで見た時に、なぜ特攻に志願したのか?
なぜ自ら命を立つ道を選ぶのか?という問いにこう答えていた人がいたと言います。
「自分が特攻することで戦争が早く終われば、自分の家族を含め今生きている人たちの命を救える」と。
感無量です。

さて、悲しい姿のアインシュタイン博士には、
早々に別れを告げて、バス停からバスに乗りましょう。
確か、バスはこの道路を通ってホテル近くまで走っているはずです。
ちゃんと予習済み。


おっ!ありました。
えーと、H1かL1のバスに乗れば良いのですが、
止まるのかな?

やったー!やりました。
H1もL1も書いてあります。
これで救われました~。
あー、めっちゃ疲れたーーーー。
寒いし、足痛いし、濡れてるし。

しばらく待ちます。

・・・・

・・・・

えーっと、どの位にくるんだろう?
時刻表を見てみると、結構たくさん止まるような感じで書いてあるなぁ。

うーんと、今は16:40なので、あと4分で来るようだ。けど・・・
これ「Week day」って書いてある。それって「平日」ってことだったよな。
えっと休日は・・・・

あれっ?

もしかして・・・・ない?

Oh!My God!

まったく、一本も走ってないのかよーーーー
あり得ねーだろ。

でも、よく考えたら、
土・日の運行量を減らしても、
運転手の人件費はかかるわけなので、
思い切って運休にしてしまって、
運転手は全員、土・日休みにした方がシフトも楽だし、
人の人数も少なくて済むし、もしかして素晴らしく良い方法なのかも?

って、感心してる場合じゃねーよ。
地図をみると、ここを北へ1kmほど行くと地下鉄の駅につきます。
ここでタクシーに乗ってもいいんだけど・・・・
まあ、歩くか。

ふー、はー、ふー、はー、
登り坂なので、若干きついけどたどり着きました。

さあ、いつものDupont Circle駅に到着です。

さて、ここから次の問題があります。
それは、夕食をどうするか?
びしゃびしゃのままレストランに入りたくはありません。
かといって、ホテルに戻って着替えて、再度出る気もありません。

となれば、方法は1つだけ。
テイクアウトのお店を探します。

ちょうどいいところに「BAKERY」の文字。
入ってみましょう。
うん、パン
屋です。

日本のパン屋のように、パンが並んでいて、
自分で取ってレジに持って行くのかな?
と、思ったら違いました。
ケースに入っていたり、レジの後ろにあるので、
「あれ」とか「これ」とかいって取ってもらいます。
めでたく、パンとサラダをGET!

そして、次は、ホットドリンク。
確か、スタバがあったよな・・・・ありました。

今日は、サイズ・商品名の順でちゃんと言ってみます。
今日はですねー寒いんで、一番大きいやつでいきますよ。
って、Tallだったかな?

えっとMENUをみると、Tallが一番安いな。
ってことは、一番小さいってことか?
真ん中にGrandeって書いてあって、
右側には・・・・Venti
んっ?読み方は・・・ベンティかな?

まあ、いいや言ってみよう。
「ベンティ カフェモカ」
あぁ、通じた。

どうやら日本では、
short,Tall,Grande,Ventiの4種類のようです。
Ventiなんて頼んだことないよ。
日本にいる時は、Grandeでもデカイから、
「やっぱTallだろう」って思っていたのに、
アメリカに来たら「普通のGrandeでいいんじゃない」って思ってる。
あれ?
どうやら、感覚的に真ん中を基準に選ぶようですね。
一つ勉強になりました。

でも、Tallって「高い」って意味なのに、
なんで一番「低い(小さい、少ない)」ものの名前なんだろうね。

さて、一目散にホテルに帰ります。
シャワーを浴びて「あったけー」
飯を食べて「うん、なかなかイケる。普通のベーカリーだけあるわ」
マンハッタンには、こうしたまともな庶民用の職人の店が無いからな。

そう考えると、青山にもないかもなぁ?
板橋にはたくさんあったなぁ。
なんか、都会のど真ん中じゃないほうがいいかなぁ・・・・
あー、グリル富士(板橋 仲宿商店街)の定食食いてーな。

それはさておき、ブログ書こう!

-TRAVEL