日曜日に捕獲した猪の肉でカレーを作ることにした。
夏の猪は、脂がないので、それだけではカレーに向かない。
やっぱり、ラードで炒めるからこそ肉の味わいが出るというものだ。
なので、冷凍されている猪の脂も一緒にもらってきた。
入れる材料はシンプルだ。
- 猪肉
- 玉ねぎ
- にんにく
- 生姜
- トマト
カレールーは使わず、カレー用のスパイスミックスというものがあるので、そいつを使う。
調味料はこれだけ。
- スパイスミックス
- 塩
- 黒糖(少々)
前々回、肉を直火で焼いて、ワインで煮込んだのだが、それがメチャメチャうまかった。
食べてもらった人たち、みんなに好評だったのだ。
今回は、余っているワインはないし、買うのももったいないのでワイン煮は却下。
その代わり、先日、もらったトマトで、トマトソースを作ってあったが、そのトマトソースをふんだんに使ってしまうことにした。
ほんとは、ちょびちょびピザとかに使いたかったんだけどね。
燃料は松の木。
一斗缶をコンロがわりにして調理開始。
まずは、脂身を鍋に入れて、ラードを取る。
ラードが溶け出してきたら肉を投入。
本当は、肉は出汁だけ出ればよかったので、肋骨だけを入れる予定だったけど、背骨の骨髄がいい出汁が出るぞ!と言われ、背骨一体をもらってくることになってしまった。さらに、身ももらったので、いつもの通り、肉肉しくなってしまった・・・。
炒めた肉を一度取り出し、次は玉ねぎを炒める。
そして、にんにくと生姜、トマトソースを投入。
さらに、水を入れないで、トマトソース作りの時に出た、トマトスープを入れた。
味見してみると・・・甘っ!
玉ねぎの甘みが出ていて、まった辛味が感じられない。
まるで、バーモンドカレー甘口のような甘さになってしまった。
そこで、急遽、畑になり始めていた唐辛子を投入してみた。
本当の旨味がわかるのは、一晩寝かした明日の朝。
さて、今回の出来はどうだろう?