限界まで動き、限界まで食った

昨日は、年に1回の部落の “道作り” という作業の日。
道作りという名前なので、その名の通り道を作るってことなのだが、ど田舎に住んでいなければ「一体なんのこっちゃ?」と思う。
道というものは、すでに出来ているものだし、道は業者が作るものであって、一般人が『道作り』とは?

ど田舎ならではなのが、ほったらかしておくと、道が草ボーボーになってしまったり、水路やドブに枯れ葉が溜まって詰まったり、道の両側や中央に腐葉土が溜まっていったりしてしまう。
これらを、地域住民みんなで、草刈りしたり、掃除したりしよう!っていうことなのだ。

というわけで、朝7時に公民館に集合してから、各担当を決めて作業を開始する。
僕の場合は、みんなとは住んでいる場所が2kmも離れているが、僕の住む山に隣接している池が、部落の農業用地のため、田んぼをやっている『水利』というチームと共に、池の周りの草刈りを担当する。
まあ、自分のところ庭の一部の草刈りをするようなものだ。

ってことで、結構広い土手を4人で草刈りをした。
みんなが山を降りた後、一人で、刈った草を集めて、先日やった堆肥づくり場所へ投入した。

その時、コイツはこんな感じ
こんなんで、草を運ぶ

クタクタになるまで作業をした後、公民館に集まって、神主さんが来て『神事』を行い、部落の総会をやって、その後、親睦会があった。
ここで、出されるのはいつも決まって、芋煮と鰹のタタキである。
たくさん食べるつもりはないのだが、どうもついつい食べ過ぎてしまう。

パンパンに腹が膨れた後は、これまた仕事が待っていた。
いつものイノシシハンターチームが

「獲れとるから、これから捕獲に行くで」

って事で、イノシシの捕獲へ。
今回の僕の仕事は、YoutubeにUPするための動画撮影。
気合いを入れて現場に行くと・・・

「なんじゃ、小さいやんけ!?」

期待して行ったものの、20kg程度の小さいイノシシだった。
う〜ん、動画を掲載するほどの迫力はないなぁ。と、思いながらも撮ったが、とりあえず、今回は見送り、次回に期待することにした。

とはいえ、20kgのイノシシは、食べるには最高なので、手慣れたおじさんたちがチャチャっと捌き、夕方からは、しし焼肉を開催。
昼間、散々芋煮を食べて、腹パンパンのところに、しし肉をたらふく食った。

今日は、限界まで動いて、限界まで食った1日だった。

-MARK'S LIFE:日常