昨日は、不動産屋さんチームのお花見へ行ってきた。
重信川の辺りで、満開の桜を眺めながら、二十人ほどで高級弁当と焼肉をたらふく食べた。
その後、お決まりのカラオケバーでの二次会。
と、普段なら、僕はここまでなのだが、どうも、昨夜は、好奇心が出てきた。
今までの人生でキャバクラというところへは、一度しか行ったことがない。
その一度というのは、東京板橋に会社と自宅があった頃のこと、同業者の知り合いに誘われて、正月二日の真昼間にキャバクラへ行ったのだ。
まあ、お互いに暇だったのだ。
そして、もちろん、キャバクラも暇。
お客は、僕たち二人のほかは誰もいない。
そうなると、店員の女性たちは、全員、僕たち二人の席の周りにわんさか来る。
一般的な男性なら、よりどりみどりで、喜ぶのかもしれないが、僕は、うっとうしくて嫌だった。
最も嫌だったのが、タバコだ。
それだけの人数がいて、周りでプカプカとやるもんだから、臭いのなんのってたまらなかった。
そんなことがあって、キャバクラなる場所には、それ以来一切行っていない。
しかし、あれから、すでに約二十年。
ちょいと、興味が湧いたので、行かせてもらった。
感想は、二十年に行った時と明らかに違ったところ。
女性たちがタバコを吸っていない。
これだけは、素晴らしくよかった。
そしてもう一つ。
話し相手になった女性は、二人とも三十代だった。
これも、よかった。
普通は、三十代というと敬遠されがちだが、僕には、ちょうどいい。
また行くということはないが、行ってみてよかったと思う。
「キャバクラに行く男性の心理がわかったか?」って。
それは、さっぱりわからん。
ちなみに、僕は、若かりし頃は、お客側ではなく、店員側として、クラブのウエイターやホスト、風俗の店員などをやってきた。
お金を払う側よりも、お金をもらうほうが明らかにいいな。
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