去年の7月にここに来て、最も大変だったのは虫だった。
スズメバチに始まり、巨大な蛾、羽アリ、ムカデ、3m以上あるアオダイショウなどなど。
そして、最も厄介だったのは、アブとブヨ(ブユ)だった。
ちなみに、夏の定番である蚊は、あまりいなかった。
最も恐ろしいイメージのあるスズメバチは、こちらから攻撃するか、巣に近づかなければ刺して来ることは無い。
しかし、アブとブヨは違う。
自分を守るために攻撃するのではなく、僕らはヤツらの「エサ」なのだ。
アブは、ブンブンと縦横無尽に飛んで、背後から攻めて来る。
ブヨは、超低空飛行で、足元を狙って来る。
夏までは安心かと思っていたのだが、なんと!もう、ブヨは飛び回っているのだ。
おととい、ヒノキの枝葉の上で昼寝をしていたところ、起きたら、どうも手首を何かに刺されていた。
血が出ていたので、単なる蚊のようなものでは無いとは思ったのだが、犯人は、ブヨだったのだろう。
昨日は、がっつり手首が腫れてしまっていた。
まあ、ブヨは、基本下の方にいるので、長ズボンにブーツや地下足袋を履いていれば、噛まれることは無いので、いいのだが。
一日二本使う防虫線香代もバカにならないのだ。
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