来ないと思っていたけど来た。ポツンと一軒家取材スタッフ

日本全国のポツンと一軒家に住んでいる人たちは、いつか自分のところに取材スタッフが来るだろうと思っていると思う。僕も、この山に来た時に、周りの人たちから「きっと来るよ」と言われ続けてきた。しかし、僕は、来ないと思っていた。まず、第一に、Google Earthで見ても、木が生い茂っていて建物が見えない。これでは、探しようがない。さらに、建物が小さくて、一軒家とは言えない。またまた、松山市街に意外に近く、山奥って感じがない。

以上の理由で、来ない率85%くらいに思っていた。しかし、もしも来るとしたのなら、ポツンと一軒家取材スタッフは、山道を別れたところにある炭焼き小屋を見つけるだろうと思っていた。そこなら、建物は小さくはなく、周りは開けている。Google Earthでもハッキリと見ることができる。で、炭焼き小屋には誰も住んでいないので、集落で聞き込みをして、僕のところを聞いて来るのではないか?という予想だった。

ズバリ、その通りだった。

午前10時、ジャイアンから電話が来た。「ポツンと一軒家、行くと思うでー」と、何やら、それしき人たちが、下の集落に居たとのことだった。しかし、前述したように、来るにしても直接ここに来るとは思えないし、別のところかもしれない。

いちいち「来るかも〜」などと気にしていても仕方がないので、今日、やるべきことを淡々を進めていた。10時に電話があってから、しばらく誰も来なかったので、来ないつもりでいたのだが。

ピンポーン!ピンポーン!動体センサーが誰かをキャッチした。しばらくすると、車の音が「誰か来たな」そう思い道を覗いてみると、普段よくみる軽トラや軽バンではなく、小型車だった。「こりゃ、来たかな?」

衛星写真を見せてもらうと・・・やっぱり、炭焼き小屋だった。まずは、炭焼き小屋へ一応案内。その後、住んでいる小屋の室内を撮影したのだが、イキナリ来て、イキナリ室内撮影って、見る人は誰も気にやしないだろうけど、やっぱ、室内はなかなか抵抗があった。何と言っても、きっちり片付けてあるわけじゃないのだ。まあ、撮影側としては、それが狙いなんだろうけど。

ここで、昼。
昼飯は、昨日の残りの、もらったタケノコと下から採ってきたしいたけ、そしてこんにゃくを煮たもの。そこに、餅を投入して雑煮に。かろうじて2名のスタッフ分もあってよかった。スタッフは、僕一人が食べてくれれば良いと言っていたが、それじゃあこっちも食べにくいからね。

その後、ログガレージの建築現場へ。まずは、皮むきの必要があったので、皮むきを行う。その際、僕も動画撮影。ちょうど、ウマに乗っていたの丸太の皮むきをやったのだが、これがまたひどい虫食いで、皮をむいていくたびに、虫が出てくるという有様。今までの中で、最もひどい虫の出現だったかもしれないほどに、ちょうど、よくない丸太に当たってしまった。ざんねーん!

で、続いて、取水している水源へ行くと、そこらへんにワラビがわんさか生えていた。せっかくなので、ワラビを採ってアク抜きをする画も欲しいとのことだったので、ワラビを摘んで、灰と熱湯でアク抜きをして、細いワラビをパクリ!うんうん、アク抜きは全然されてないけど、なかなかイケる。取材スタッフにも食べてもらった。

本来であれば、あまり登場させたくないと思っていたのだが「このビニールのこれは何ですか?」と聞かれたので、答えないわけにはいかない。カレヤン(Porsche911)を見せると、撮りたいってことで、出して、隣に乗せて走って・・・と、カレヤンがあまり多くなるのは問題だろ。と、思ったが仕方がない。

今まで、何度もテレビに出ているけど、テレビの編集スタッフは、本当にみんな優秀で、撮っている時は「大したネタがないだろうな」と思っても、編集後の映像を見ると「こんなに良かったっけ?」とびっくりするくらいに、いい出来になっていることが、毎回だった。

なので、これが編集されれば、いい出来になるだろうと、そこらへんは安心している。もう一日、追加で撮影を行うようなので、オンエアは先のことだろうけど、また、放送日時が決まったら、ブログやフェイスブックでお知らせしたい。

ただ、僕は、オンエア見れないけどね。Amazon Prime Videoで見るよ。

-MARK'S LIFE:日常, MOUNTAIN LIFE:山暮らし, PHOTO&VIDEO:写真とビデオ