昨夜、風が強く吹いていた。テラスに置いていたものが、いろいろと飛び散っていった。そんな中、小屋の横に付けたビニールの屋根が、激しく波打っていた。本当は、ポリカ波板などで屋根を造作したいのだが、スペース的にどうにも設置が難しく、仕方なくクリアのブルーシートを紐で固定して屋根にしていた。
しばらく前も、突風によって引きちぎられたことがあったが、その時は、紐が取り付けてあるハトメ部分だったため、修復して再度取り付けておいたのだが、今回は、無残にもバラバラに破断していた。
夜の間は、波打っていたので、寝ている間に、さらなる強風にさらされたことは容易に想像できた。
取り付けた当初は、ポリカ波板などよりも、柔軟性のあるシートの方が風の影響が少ないと思っていた。風が来てもヒラヒラと舞い、風をやり過ごすことができるものだと。しかし、実際には違っていた。風がシートの中央に入ると、まるで凧のように引っ張られてしまう。そうして、引きちぎられてしまったのだ。
風の強さでいけば、夏の台風の方が恐ろしいと思っていたが、こうしてすべてのシーズンを経験してみると、冬から春にかけての風が最も強い様に感じる。そういえば、イチローさんはパラグライダーをやるのだが、春が最も飛行しにくいといっていた。冷たい空気と暖かい空気が混ざり合う季節は、乱気流が発生しやすいのだそうだ。
やはり、今の時期が、最も風が強いというか、複雑というか、突風が吹きやすいということなのだろう。
さて、また、ブルーシートで屋根をかけてもいいが、やはり、ポリカ波板で作るか、どうしたものか?