とうとう完全引退か?

昔から多少は痛みのあった右手首と右肩。
最近、痛みがひどくなってきて、とうとう病院へ行ってきました。
15年間プロフォトグラファーとして酷使してきた右腕には、
15年間の疲労がレントゲンにはっきりと写っていました。

ウェディング撮影の斜に構えた無理な撮影スタイルと、
1D+70-200という重量機材を片手で持ちながら脚立の上での撮影。
左手はモデルへの指示に使うので、実質右腕に機材の重みがぎっしり乗ります。

これから2週間に一度、リハビリとヒアルロン注射をすることに。
もう、重量級のカメラを持つのは、どうやら厳しくなりそうです。

先日の人間ドックでも
今までは、ほとんど悪いところは出なかったのだが、
今回はいろいろあった。
良性だが腫瘍が見つかったりもした。

このころは、今までのようにはいかなくなっているんだと痛感する。

先日、祖父母の家に行ったときにも、
爺さんが「体力が落ちてきてすぐ疲れるようになった。田んぼも出来ない・・・」
と言っていたのを思い出す。
爺さんの年齢までは、まだ倍以上あるが、
今まで得意としてきたことが出来なくなってくると、
急に弱気になってしまうものだ。

特に男の場合は、仕事など得意分野があり、
それを行うことが使命であり、生きる目的であり、
生存する意味であり、自分を支えるものだからだ。
それを失ったときの落胆は大きい。

祖父母を見ていると、やはり夫婦はいいものだと思う。
両親も二人暮らしで幸せそうだ。
「人」と言う字は、お互いに支え合っているが、
まさに、夫婦が支え合って生きてきたのだと思う。
だから困難も乗り越えて今まで来れたのだろう。

僕は、だんだんと独り身が辛くなってきたよ。
今なら、抽選で1名様に署名+捺印付婚姻届プレゼント中でもしたいくらいの気分だ。

-MARK'S LIFE:日常