これで、名実共に、プロフォトグラファーではなくなった感じがする。
キャノン製カメラをメインで使っているプロなら、ほとんど確実に入会しているし、入会するにも、条件と紹介者が必須だ。
なので、誰でも「私プロです」と言って、入会できるものではないのが、各メーカーのプロフェッショナルサービスである。
僕が、キャノンプロフェッショナルサービス(以下:CPS)に入会したのは、26歳頃だったと思う。
25歳で上京し、結婚式の写真撮影会社に就職して、その後、共同で経営、そして、独立して、アリアコーポレーション株式会社を設立した。
なので、約25年間CPS会員、プロフォトグラファーとして活動でしてきたが、50歳にして、まるで、再就職する人のように、一つの職業に終わりを告げた。
会社自体も、撮影業は、腹心のスタッフに新会社を設立してもらい、すべての事業とスタッフを譲渡、僕は、一人社長&社員で、ほぼニートとなったのだ。
唯一の会社の売上は、細々としたYoutubeの広告料だけである。
10年一区切りの人生
今までの50年の人生において、10年一区切りにして生きてきている。
少しここで振り返ってみる。
10歳(小5)には、それまでいじめられっ子だった僕は、引っ越しによる転校をきっかけに「もう、いじめられないぞ!」と、心に決め、気丈に振る舞い、結果、学年No.2のいじめっ子へと大変身した。
20歳の時、Amwayに出会い、成功の法則を学んだ。「決める」という意味を知り、ゾーンに入るという経験もした。マルチタスク問題解決法も、この時に会得した。
30歳の時、アリアフォトグラフィックスタジオの知名度が上がり、毎月メディアに出るほどになった。業界で有名スタジオと有名人となった。
40歳の時、現場はスタッフに任せ、経営と経理だけを担当。実質、なにもしないようになり、好き勝手に生きる今で言うFire状態に。
そして50歳、フォトグラファー、写真撮影業をやめ、、、さて、どうなるというのだろう?