猛暑の週末、東京と千葉

先週末から、東京&千葉に行っていた。
東京は、相変わらずのアスファルトとコンクリートで囲まれている。
そこに、強い太陽の日差しが照りつけ、その熱をぐんぐんと吸収する。
ただ、建物の中はエアコンがガンガンに効いていて、まったく暑さを感じないどころか、寒くさえある。

これは、昔から思っていたことだけど、ただでさえ暑い中に、エアコンの室外機から出る温風でさらに暑くなっているだろうな、と。
しかし、実際に、その暑さをくらっているのは、東京人ではなく、埼玉人と群馬人だと言うことが後々わかった。
先週も、伊勢崎市で40度超え、例年、熊谷市が日本一暑い所になっているが、これは、その地域が特別暑い地域ではなく、東京の熱風が海からの風を受け熊谷や伊勢崎の方向に流れていくためである。

東京一極集中の弊害は、もう何十年も言われていることだが、結局、どの首相もやる勇気はなく、実現しないまま今に至っている。
だからと言って、首都機能分散を行おうとする先は、さいたまが有力候補らしいのだが、埼玉に移っても、熊谷や伊勢崎の熱風地獄は変わらない。

週末キャンプに行ってみたが、、、暑過ぎた

週末の土日は、房総半島に出向いてキャンプを楽しんできた。
とは言え猛暑、死にそうに暑かった。

キャンプ場というと、何となく、山の上とか小川の側とか、森の中と言うイメージがあるが、そこは、廃校になった学校をキャンプ場にした所。
そのため、テントはグラウンドに設置。
だだっ広いグラウンドには、木は一本もなく、直射日光にさらされる。

ただ救いだったのは、校舎や体育館が使えたこと。
エアコンはついてなくても、建物があるだけで暑さは凌げた。

キャンプと言っても、キャンプイベント言う感じ。
トークショーやミュージックライブ、プロジェクションマッピングなどが企画されていたのだが、アクアラインでの事故渋滞と、あまりの暑さのためか、日中に企画されていたイベントは全て夕方以降にシフトされた。
そのため、昼前に到着した僕たちは、夕方までヒマ。
校舎の中で、昼寝とランチをして過ごしていた。

夕方になり、トークショーが始まったが、それでも、とにかく西日が暑かった。
夜になると、プロジェクションマッピングが行われ、周囲の木々に光が映し出される。
そして、ミュージックライブ。
本格的な、音響設備と、プロの演奏と歌、そして、揺れる木々の葉と、夏の風は、心を癒した。

夜は、周辺にコンクリートの建物もなく、森に囲まれていることもあって、放射熱はなく、心地よくテントで寝ることができた。
ただ、翌朝は、早い時間から朝日が登り、朝6時頃には暑くていられないほどに。
でも、まあ、それは、それで、良い思い出となった。

スタッフ、参加者含め、100名以上はいたと思うが、たくさんの人がいると言う感覚はなかった。
きっと、敷地が広いからだろう。
いろんな人たちとコミュニケーションも取れ、とても有意義な時間を過ごすことができたのだ。

夏フェス開催予定

東京での知人が、うちの山で夏フェス(Summer Music Festival)を開催しようと言うので、一応、準備中。
今、僕が開拓している、標高550mの場所で行う予定である。
僕は、家作りのために、木の伐採や整地をしているが、その場所を使って行う。

今回、キャンプに行って、2ヶ月後に予定している夏フェスの参考になった。
やはり、音響機材などは、しっかりとプロ仕様にすることで、格段によくなることがわかった。

そして、きっと昼間は暑い。
夕方から夜をメインにするといいように思うが、そうなると、キャンプにしないといけないかもしれない。
もちろん、キャンプ地としても最高の場所なのだが、用意するものが多くなる。

・・・・

まあ、いいか。

2011年7月24日を思い出す

東日本大震災が起こった2011年3月11日。
あの日から、色々と変わった。
今回のコロナ騒ぎの方が、全世界を巻き込み非常事態度は、はるかに大きいように感じるが、関東〜東北辺りの人々の心理としては、3.11の方が心の奥に突き刺さるものがあったと思う。

僕は、その前からイベントを企画していたが、当然、中止となった。
しかし、結局、4ヶ月後にやることになってしまった。

もちろん、震災からたったの4ヶ月後の開催で、うまくいくはずもなく、まったく、予想通りにはいかない状況で、当日を迎えた。
それでも、100名以上が参加してくれて、参加者の多くからは称賛の声をいただいた。
ただ、経費のほぼ全額を自腹だったのは痛かった。

イベント言うと、この時のことを思い出さずにはいられない。

山に帰還すると、爽やかな森の風が吹いていた

夜、愛媛に戻った。
山に帰り、犬とヤギたちの様子を見て、みんな平和に過ごしていたことに安心した。
ただ、数日いなかったことで、ハクビシンか何かがスモモとズッキーニを食べていたような形跡はあったが、それでも穏やかな日々だったようだ。

東京と千葉では、暑い夜だったが、愛媛の山は、涼しかった。
久々に、羽毛布団を首元までかけて寝た。
そして、朝は、爽やかな風が吹き抜けていき、快適に目覚めた。

地球の気温が上がっていけば、自然の大切さと偉大さを思い出すか?

地球温暖化と言われているが、冬には、豪雪が降りしきる。
要するに、全体的に気温が上がっているのではなく、夏暑く・冬寒いと言う、砂漠化が進んでいると言う方が適切なのでは無いだろうか?
砂漠化というのは、結局のところ、自然が減ることで起こる現象。

そう考えると、CO2の排出云々よりも、森林伐採の方が問題だということになる。
森林伐採というと、多くの人たちは、『自分とは関係のない世界のことで、悪い奴がアマゾンの森林をバンバン切り倒して金儲けしている』などと思っている。

しかし、アマゾンの森林が伐採され続ける大きな原因は、先進国などの連中が、食肉を求め続けることが最大の原因で、食肉化される家畜のエサの確保のために森林が伐採され、そこに、穀物畑が作られているということを知る人は、意外にも少ない。
そして、問題視されているCO2の排出が、家畜の出す排泄物が大きな原因となっていることも、あまり知られていない。
これらは、結局、金を持っている奴らが、こうした事実を報道させず、問題を別のところに転嫁させていることに原因があるのだ。

結局のところ、肉食を減らした生活が地球を救うのである。

というか、今のままの生活を続けていけば、夏はもっと暑くなり、冬はもっと寒くなり、干ばつと豪雨はもっと増え、そのために菌やウイルスは元気になり、家畜や人に感染し、新たな被害をとめどなく与え続けるのは間違いないのだ。

農薬と化学肥料による慣行農法も砂漠化の原因に

木を切って畑にするというのは、僕もやっている。
じゃあ、農地に木を植えた方が良いのか?というと、そういうことではない。

農作物を家畜に食べさせ、その肉を人が食べる場合、農作物を人が食べる何倍もの作物が必要になるらしい。
その需要を満たすために、農地を拡大させなければならない。

そして、その農地が土むき出し状態になることによって、風で土が飛ばされ、雨で流され、どんどん土が流出してしまい、さらに、耕すことで土の中の保水力が減り、乾きやすく、固まりやすくなってしまう。
その結果、砂漠化へと進んでいく。

日本の農地も、土が剥き出しになっており、農薬や化学肥料によって作物が栽培されている。
そのため、土が乾きやすく固くなる。
固くなるから耕さなければならなくなるという悪循環を繰り返しているが、幸いにも、日本は降水量が多い。

さらに、山が多く、まだ今のところ、保水力が保てている。
しかし、日本の山は、杉やヒノキだらけ。
杉やヒノキは、根が深くなく保水力が弱い。
そして、背が高く、葉を生い茂られて、空を覆う。
そのため、地表には他の植物は育たず、虫も動物も生息しにくい環境になっている。

間伐や枝打ちを行っている場所は良いのだが、ほとんどの地域では、植林から数十年が経った今、ほとんどが放置林となってしまった。
この現状は、土砂崩れを引き起こし、その土砂が川を埋め、下流の田畑に影響を及ぼす。

今現在生きている人々は、ギリギリセーフで生きられるかもしれないが、この先100年、1000年後の地球は、人間の住めないほどの星になっているか、それか、どこかで転換して、今なんかよりもっとずっと素晴らしい星になっているか?
正直な所、今、現状を見ると、まったく希望はない。
脱炭素だとか、SDGsなどと掛け声だけは一丁前だけど、現実は、まったく違うように思える。
その裏には、誰かが、どれだけ儲かるか?しか見えてこないのだが、、、

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