とはいえ、大したことではないのだが、その場で修理も、応急処置もできずに、積載車を呼んでいつもの車屋さんへ配送された。
うちから出て、5kmほど走ったところで、右リアタイアあたりから異音がしてきた。
窓を開けて聞いてみると、とてつもない大きな音で
「ギーッ!ギギーッ!」
と、鳴っている。
これは、とんでもない音で、一大事だと思い、近くのスーパーの駐車場へIN。
山から降りるときに、何かを挟んだのか?と思ったが、目視では何も確認できず。
とりあえず、JAFに来てもらうことに。
15分でJAFさんが到着。
症状を伝えると「たぶん、ブレーキディスクとバックパネルの間に、小石などが挟まったと思いますよ」とのこと。
「ボロい車なら、バックパネルをガンガンと叩けば、小石がポロリと落ちるかもしれないけど、現場でやるよりも、整備工場へ運んだほうがいいですよ」
ということで、積載車を呼んでもらうことにしたのだが、到着まで1時間はかかるとのこと。
任意保険のロードサービスなら、もっと早く積載車が到着できるかもしれないとのことなので、保険会社に電話をしてみる。
すると「お返事は、90分〜120分後になります」とのこと。
おいおい、それは遅すぎるだろ。
それなら、JAFの積載車を待った方がいい。
そこで、いつもの整備工場に電話してみた。
すると、「こちら(整備工場)から、保険が使えるロードサービスの積載車を手配するので、JAFさんは断って、少し待っててください」
とのこと。
それから20分後、積載車が到着。
どうやら、ロードサービスの会社に直接連絡して、積載車を手配し、ロードサービス会社から保険会社に連絡してくれれば、保険が使えるとのことだった。
保険会社に電話をして、手配してもらうと、土地勘のないオペレーターが、画面を見て手配するので、時間がかかるが、地元なら自分でロードサービスや整備工場に連絡して手配したほうが、よっぽど早いとのこと。
知らなかったー!
無事に整備工場に入庫
しばらく待っていると、やはり、ブレーキディスクとバックパネルの間に、5mm程度の小石が挟まっていたと整備士さんが説明に来てくれた。
隙間があると言っても、ほとんど何も入らないような隙間で、通常、小石など入り込まないほどの隙間だが、小石が勢いよく跳ねたりして、ちょうどその隙間にHIT、さらに、その中に入ったということだった。
まさに、万に一つの確率ような出来事だったのだ。
しかし、今回の出来事によって、二つのことを学んだ。
一つは、かなりの異音で、「絶対、致命的な故障だー!」と思ってしまうようなことでも、単に、小さな石ころが挟まっているだけだということ。
次に同じことが起こっても、焦らずに済む。
JAFさんが、症状を伝えただけで、原因がわかったように、よくある話だということなのだ。
もう一つは、ロードサービスを自分で手配してもいいということ。
今までは、保険会社に手配してもらわなければ、保険適用にならないと思っていたが、そうではないということがわかった。
これを知ったことによって、トラブルの際、何十分も早く整備工場に持っていくことができる可能性がある。
ちなみに、JAFは15km無料だが、保険のロードサービスは150kmとのことだった。
150kmってすげーよな、通常、ディーラーまで行ける距離ってことなんだろう。
と、いうことで納車1ヶ月で、いきなりトラブルに見舞われ、積載車で運ばれる事態になったけど、そのことで、大きな学びを得たぞって話でした。