カレヤンの異臭事件。
https://marks-life.com/life/11237/
原因は、ネズミの死骸と思われる腐敗臭。
どこかにネズミが進入し、どこかで死に、腐敗してしまっている。
しかし、どこにいるのかがわからなかった。
幌を閉めているとほとんど臭わず、幌を開けて走っていると臭うという現象だったため、風の巻き込みによるものだと予想。
ってことは、座席よりも後ろということが言えた。
後ろということは、エンジンルームである。
エンジンルームは、エンジンなどの熱によって暖かいため、ネズミが巣を作るのに絶好の場所だということを聞いた。
しかし、カレヤンのエンジンルームには、アンダーカバーがないので床がない。
ってことは、巣を作りにくいと思われた。
やはり、前のトランク内だろうか?
前回の記事にコメントくれた方が、エアコンフィルターにネズミの死骸がくっついていたという経験があるとのことだったので、エアコンフィルターを確認。
フィルターには、確かにネズミが侵入した形跡である、木の実の殻が乗っていた。
しかし、死骸はなかったし臭いもしなかった。
やはり、後ろだと思った僕は、座席とエンジンルームの間にある、幌の収納場所に目をつけた。
そこで、幌を途中まで開け、中を覗くと・・・
あった!ティッシュで巣が作られている
かなり前に、ティッシュがガジガジにかじられていたことがあったが、その時からここに巣を作っていたのだ。
それは、もう、随分と前のことだ。
今まで、まったく気がついていなかった。
場所は、後部座席の横。
スピーカーや前席のシートベルトが収納されている部分だ。
プラスチックのカバーを開き、中に詰め込まれていたティッシュを取り除く。
かなりの量のティッシュが詰め込まれていた。
臭い臭いもするし、ネズミの糞もたくさんあった。
そして、確かにネズミの死骸はあったが、小さなのが一匹だけ。
それも、腐敗はしていなかった。
もしかしたら、ここが臭いの大元ではないかもしれない。。。
しかし、まずはここを徹底的にきれいにする。
掃除機でくまなく吸い取り、除菌消臭スプレーを吹きかけて、きっちり拭き取っておいた。
ひとまずこれで様子を見る。
それから1週間
匂いチェックと、ガスの充填のためにカレヤンで出かけた。
まだ、ほんのりと臭うが、確実に匂いは軽減されている。
ただ、腐敗した死骸が消滅しただけとも考えられる。
今回見つけた場所とは違う場所に、まだ奴らがいるかもしれない。
ネズミ徹底捕獲作戦
カレヤンの中の死骸は見つけられていないが、これ以上被害を拡大しないためにも、ネズミは徹底的に捕獲し、除去しなければならない。
なんと言っても、どんどん増える代名詞である。
一匹残らず捕獲する意気込みで臨む。
方法は簡単、ネズミ捕り用の粘着シートに、鳥の餌であるとうもろこしのカケラをパラパラと落としてエサにしておびき寄せ、粘着シートで捕獲する。
まずは、車の前方と後方に置き、そのほかネズミの出没している作業場や倉庫に置きまくった。
すると、いとも簡単に引っかかった。
車の前方で2匹、後方で1匹、作業場で2匹、倉庫で2匹である。
たぶん、オスとメスの2匹セットで行動するような感じなので、ほとんどの場合2匹同時にかかるのではないかと思う。
あとは、子供だろう。
一度、その場所で捕獲できると、その後は、かからない。
これは、本当にいないか、どこかに行ったか、トラップだとわかって警戒して引っかからないか、どういう状態かはわからないが、とにかく、捕獲作戦は、半永久的に実行していく。
あらゆる敵を制すつもりである
おこがましい人間の考え方に思えるかもしれないが、現代人は、これを素でやっている存在だ。
虫や獣を除去するためには、生命を殺傷するよりも、生息域を破壊する方が良い。
そのことを、この山に来て学んだ。
地球に住む多くの人々は、自然界の生き物たちが生息できないアスファルトやコンクリートだらけの街を作り、木や草を徹底的に減らし、さらに少し残っている草木に生息する虫なども、農薬を使って死滅させている。
徹底した虫や獣の生息域を破壊して、そこに住み着いている。
僕は、自分の山をコンクリートだらけにするつもりはないが、虫や獣の生息域は、最小限に縮小するつもりではある。
ただ、周辺には、森が無数にあるため、逃げ場まで破壊することはできない。
単に、生息域を分けると言った方が正しいだろう。
ネズミやハクビシンという奴らは、家の中に住み着き、人間の食べ物を荒らす傾向にある。
そのため、自然の中の生息域を破壊しようとしても無駄だ。
なので「この家は危険だ」と認識させる必要がある。
ネズミは、徹底して捕獲し殺処分する。
仲間が苦しんで死ぬのを感じて「ここはヤバイ」と思って、どこか遠くへ行ってくれれば良いのだが・・・