カレヤンが臭ーーーい!

今は、だいぶ収まったが、2週間ほど前からカレヤン(Porcshe911)の車内に異臭がしていた。
「な、なん、なんだこの臭いは?」
「以前魚を買ったときに、パックから汁でもこぼれてしまったか?」
そう思い、室内を丹念に拭いてみたが、まったく臭いは取れていない。
なんの臭いなのか?そして、対策を講じることも出来ないまま10日ほどが過ぎた。

カレヤンに乗るのは、週に1回か2週に1回程度。
そのため、なんか臭いと思ってから数日が経ち、再び乗ると、やっぱり臭い。
本当に、なんの臭いなのだろうか?
まだ、どこかに魚の汁が垂れて、腐っているのだろうか?

まったく疑問は解けていない中、その正体がわかった。

数日前から、夜11時になると・・・
「カサカサ、カサカサ」と音が聞こえていた。
以前もあったが、このところ何日か続いているので、捜査することにした。

音がするのは、前は、南側な壁の方だったが、今回は、テラスのあたりだ。
そっと、外に出て聞き耳を立てる。
どうやら、テラスの下から聞こえているようだ。

ライトを持って、テラスの下をのぞき、灯を照らすと、そこにいたのは、予想通りネズミだった。
ジッとこっちをみている。
どうやら、テラスの下に置いた塩ビ管の中に潜んでいたようなのだ。

「そうか、そうか、そんなところをすみかにしていたのか」
可愛い顔をしているが、やはりネズミには、なんらかの手を打っておかなければならない。
ってことで、ネズミホイホイを置いておく。
置いておくだけでは、そこを通るとは限らないので、ドックフードをパラパラと。

室内に入り、しばらくすると「キュキー、キュキー」という鳴き声が聞こえた。
見に行くと、ネズミがかかっている。
ネズミが一匹しかいないということは考えられないので、そのまま放っておくと、また「キュキー、キュキー」と鳴く声が。
もう一匹かかった。

そのままにして置いておいてから2日が経った時、異臭がしてきた。
テラスの下からなので、あのネズミホイホイからだということは、すぐにわかった。

そして、そこで、衝撃の事実を知った。

カレヤン車内の臭さと同じ臭いなのだ!

「こ、こ、これだ...」
ネズミかどうかはわからないにしても、要するに動物が腐った臭いであることは間違いない。

以前も、フロントトランクの中に、何者かが住んでいたらしく、トランク内が糞だらけになっていた事があった。
今度も、何者かが入り込んで、そこで、抜けられなくなったのか死んでしまったという事なのだろう。

こんなことを知ると「うわっ、山、最悪!」と思われるかもしれないが、確かに、こんな最悪な出来事もある。
しかし、それ以上に、山には最高のこともある。
いいことと、嫌なことは、両方たっぷりあるが、それでも、やっぱり、プラスの方が勝るのは間違いないと思っている。

カレヤンの異臭がなくなってきているのは、死骸が朽ちて無くなってきているからだろう。
完全になくなるのかどうかわからないが、一度、車屋さんに見てもらうことにする。

まあ、しかし、原因がわかってよかった。
キモいけど。

-ANIMAL:動物, MARK'S LIFE:日常, PROBREM:問題, VEHICLE:車, ポルシェ(カレヤン)
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